- 人生を変える方法を知りたい。
- どうやって変えられるんだろう。
- 簡単な方法を知りたい。
あなたも一度はこんなことを考えたことがあるんじゃないでしょうか。
人生を変える、またはより豊かにするには何が必要でしょうか。
それは、外部からやってくるものじゃなく、自分から生み出し、「行動」する必要があります。
ただ、その「行動」も間違った理念や信念でやっても、成功っていうゴールには向かってくれません。
じゃあ、正しい信念って何なのか。
それは
あなたの「マインドセット」によります。
決して、性格によるものじゃないっていうところがキモです。
あなたがもし、可能性を発揮できていないと思うなら、原因のほとんどがマインドセットにあると思っていいです。
✓本記事の内容
- 人生を変えるのは、マインドセットによる
- そもそもマインドセットとは
- マインドセットを変える方法
人生を変えるたった1つの方法=マインドセットを変えるそもそもマインドセットって何?
ネットで調べると、いろんな説明がありますが、「思考傾向」や「心のあり方」っていう風に捉えてもらえればいいです。
マインドセットには大きく2種類
- 硬直マインドセット
- 柔軟マインドセット
それぞれの特徴は、
「硬直マインドセット」
- 自分の能力は固定されていて、変わることはないと信じている人。
- 自分の能力を繰り返し証明せずにはいられない。
- 職場や学校、人付き合いの場で、自分が優秀であることを示すことばかりに力を注いでいる。
- ミスしないだろうか、バカと思われないだろうか、認めてもらえるだろうか、勝ち組でいられるだろうか、などといつも怯えている。
一方、柔軟マインドセットの人の特徴は、
「柔軟マインドセット」
- 自分の持つ資質は努力によって伸ばすことができる。
- 持って生まれた才能や適性などは人によって異なるが、努力と経験によって誰でも大きく伸ばすことができるという信念を持っている。
- うまくいかないときにこそ、粘り強いがんばりを見せる。
この2つのマインドセットがあることを理解したうえで、それぞれのマインドセットがどんな影響をおよぼすのか見ていきましょう。
ちょっと例を出してみます。
あなたは、大事な企画のプレゼンを任されていて、何ヶ月も前から時間と労力を費やして準備し、自信満々でプレゼンに臨んだとします。
ところが、
思いのほか、プレゼンの評価が低く、結果その企画が白紙になってしまったとします。
すっかり落ち込んでしまったあなたは、帰りの車の運転中ぼんやりしてしまい、ついスピードを出しすぎて違反切符をきられてしまいました。
踏んだり蹴ったりのあなたは、家に帰ってから、家族に話を聞いてもらおうとするも、そっけなくあしらわれてしまう。
こんな状況になったとき、あなたはどう考え、どんな気持ちになるでしょうか。
「硬直マインドセット」の場合と、「柔軟マインドセット」の場合を見ていきましょう。
硬直マインドセットの場合
- 拒絶された気持ちになる
- 自分はダメ人間
- 負け犬
- センスがない
- みじめな人生だ
- 努力しても無駄だ
その日にあった出来事だけで、自分の能力や価値を決めつけてしまっています。
たかが、プレゼンがうまくいかなくて、車のスピードを出しすぎて、家族の反応が薄かっただけで、ここまで考えてしまいます。
とはいえ、
普段、何も問題なく仕事やプライベートなど順調にいっているときは、自信にあふれていて、楽天的な人も多かったりします。
なのに、何かちょっとでもつまずいてしまうと、
「自分はダメだ」
「何もやる気が起きない」
ってなってしまうんです。
何も、会社をクビにされたり、車で大事故を起こしたり、家族から無視されたわけでもないのに、硬直マインドセットの人は、一気に絶望してしまい、手がつけられなくなってしまいます。
では一方で、「柔軟マインドセット」の人はどう感じるのか。
柔軟マインドセットの場合
- もっとプレゼンや企画の勉強をしなくては
- 車を運転するときは、気を引き締めよう。
- 家族も、その日はもしかしたら体調が悪かったり、嫌なことがあって人の相談を聞ける状態じゃなかったのかもしれない。
自分の思っていたとおりにいかなくても、それを悲観するんじゃなく、
「プレゼンのどこが悪かったのかを突き止めて次に生かす」
「次からは制限速度をきっちり把握するよう気を付ける」
「家族になにかあったか聞いてみる」
っていう風に前向きに捉えていきます。
どんなマインドセットを持っていようが、嫌なことがあれば誰でも落ち込むことはあります。
ただ、次に自分の心をどこに持っていくのかっていうところが大きな分かれ目になります。
柔軟マインドセットの人は、嫌なことがあっても、自分をダメな人間と決めつけるようなことはせず、次に向かって地道に努力を続けていきます。
ここまで読んでいただければ、もう「柔軟マインドセット」の方が良いことは言うまでもありませんね。
じゃあ、マインドセットを柔軟にするには、どうしたらいいのかっていうのを、次に説明していきます。
マインドセットを変える
マインドセットを柔軟にするにはどうしたらいいのか。
それには、マインドセットについて観察してみるといいと思います。
あなたの周りで硬直マインドセットの人を探してみる。
- 自分が優秀であることを示すことに必死になっている人
- 間違えや失敗することに対して、すごく敏感になっている人
- いつも誰かをダメ出ししたり、さげすむことで自分を高めている人
柔軟マインドセットの人を探してみる
- どのように試練や障害に立ち向かっているか
- どのようなことに力を注いているか
- 失敗したり苦難な状況にあるときに、どんな言動をしているか。
こんな想像をしてみよう
あなたは初めての仕事を任され数日が経った頃、他の社員がいる前で上司に呼ばれた。
硬直マインドセットの場合の思考
- あなたの能力を評価するため、上司が値踏みしている
- みんな自分を見ている。
- ここで嫌われたらもうやっていけない。
どうでしょう。
めちゃくちゃ緊張が高まって動揺しまくっている姿が目に浮かびますね(笑)
柔軟マインドセットの場合の思考
- 自分は初心者だ
- 今はまだ勉強中の身である
- これから成果を出すために力を貸してくれるのが上司であり、まわりの社員だ。
こちらは、硬直マインドセットとは違い、緊張がほぐれ、心が開いていく感じがしますよね。
どうでしょうか。
「マインドセットを変える」っていうのは何も難しいことはなくて、心の持ちようひとつで変えることができるものです。
まずは、硬直マインドセットと柔軟マインドセットの特徴を捉えることから始めてください。
当然、中には「一部、柔軟マインドセットの要素をもった硬直マインドセットの人」っていうのもいると思います。
完全にどちらのマインドセットだと分けることができないですが、硬直マインドセットの要素を持っているようであれば、できるだけ柔軟に変換するように心がけてみてください。
コツとしては、何かしら心が揺らぐ状況に立った時、
「今、自分の思考は硬直か?柔軟か?」
と自問自答してみてください。
まとめ
今回の記事をまとめます。
- マインドセットは「硬直マインドセット」と「柔軟マインドセット」がある。
- 硬直マインドセットは全体的に悲観的であり、失敗や挫折を次につなげようとしない。
- 柔軟マインドセットは失敗しても肯定的に捉え、次につなげる努力を積み重ねる。
- マインドセットを変えるには、硬直マインドセットと柔軟マインドセットの人を観察し、自分に置き換えてみる。
こんな感じです。
あなたも一度は「どうやったら成功するのか」っていうことを考えたことがあるはずです。
その第一歩として、今回お伝えした「マインドセットを柔軟にする」っていうのは、全ての基本です。
ここを間違うと、その後の動きや思考、物事の捉え方など全てに影響してしまいます。
今回は、あくまでマインドセットの話を中心にお伝えしました。
別の記事で、マインドセットを変えることが、なぜ成功に結び付くのかっていうところを、もう少し深堀していきます。
今回の記事に入れると、ボリュームが多すぎるので、今回は概論的な位置づけです。
ではまた。