今日は、附属幼稚園でのお別れ会でした。
実習生みんなと園児たちとで、簡単なレクと子どもから実習生へのインタビュー(質問攻め)。
昨日までの記事の件について、指導教官に「大丈夫でしたか・・・?」と聞くと、「う~ん、大丈夫じゃないんだけどね~・・・」と言われました。
「心配しないで。大丈夫だったよ。」という言葉をちょっとだけ期待していたので、だいぶガックリしました。
幼稚園と保護者との間に、どこまで踏み込んだ大人の話し合いがあったのかは分かりません。
でも、B君は今日も元気に近寄ってきて、何事もなかったように抱きついてきました。
それを見ていると、ますます何が何だか分からなくなってきました。
いつもは、すごく楽しみに行っていた幼稚園。
でも、今日はちょっと複雑な思いで保育室に向かいました。
そして、いつもと同じように無邪気にはしゃいでいる子どもたちを「可愛いなぁ~・・・」と思いながら、いつもより少し引いたスタンスでいました。
子どもが何を考えているのか、ホントに全然分かりませんでした。
当たり前だけど、最後まで分からないことばかりでした。
でも、前回のように、記憶の空白はなかった。
ほんの30分ほどの自由時間と30分のその他諸々だったけど、でも精一杯、教師として子どもたちと向き合えたと、勝手に思っています。
春から今日まで、色んなことがあった。
今一文で表そうと思ったけど、そんなこと出来るわけがないほど色んなことがあった。
色んな失敗をしながら、色んなことを学んできたつもりですが、いまいち「成長した!」という感覚がありません。
でも、緩やかな登り坂を登ってもあまり登った気はしないように、でも知らないうちにずいぶん登っていたように、
知らぬ間に何らかの成長があったのだと思いたいです。
ただ一つ確実に言えるのが、自分は本当に実習先に恵まれた、ということ。
我が強く個性的な子どもたちと、私ごときのために本気で叱ってくれた担任の先生。
素晴らしい環境を用意してもらったのは事実で、でもそれに敵うだけの学びを出来たのかは良く分かりません。
でも、お別れ会が終わって、サークルまでの空き時間に学食でミスチルを聴いていた時、こんな単純なフレーズに純粋にじ~んと来て、「あ、やっばり自分、あの子たちと別れるのが辛いくらい、頑張ってたのかな」って勝手に思いました。
さよならが迎えに来ること
最初から分かっていたとしたって
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
君を強く抱きしめたい
by Mr.Children「HANABI」
※私は別にロリコンとかではありません。ただの子ども好きです 笑