高市政権で就任した
新・農林水産大臣への評価が
真っ二つに分かれていて興味深い。
鈴木農水大臣は
セクスィー小泉前大臣
の政策を
「備蓄米って、何?」てな感じで
ことごとく否定![]()
あんなに盛り上がった米の増産はぜずに、
需給バランスに見合った生産の必要性を訴えて、
来年からは大幅に減産する方針だ![]()
米は現在の供給率で
十分に間に合っていると見ているらしく
米価が高止まりしているのは
需要過多によるものではないと言う。
確かに、今の米の高値は、
昨年のような米不足が原因ではない。
その証拠に、購買制限などしていないし。
儲けようとしている輩が
故意に釣り上げている感がある![]()
それに、赤字覚悟での米の生産を
農家に強いるのも考えものだ。
鈴木大臣の話を聞いていると、
毎年変わるその場限りの政策ではなく
未来を見据えた政策に
方向転換しようとしていることがわかる。
大臣は、東京生まれで
東大法学部から農林水産省と
超エリート街道を歩んできているが
2012年には同省を退官し、
以来、父親の出身地である山形県に在住。
少なくとも農業に近い環境にいる人だ。
今打ち出している方策は、
消費者寄りではなく、生産者寄りと
批判を受けている半面、
価格を安定させるためには
需給バランスそこが重要なのは
言うまでもない。
TVに出演する機会が増えて、
なかなかの切れ者との声も
多く聞かれるようになってきた。
さて、43歳の大臣の目は
どこを見ているのだろうか![]()
氏と同県在住で、親戚の米農家の苦労も
しょっちゅう聞いている自分としては
その手腕にちょっびっと期待したい![]()
