5日前に、日本橋高島屋の
「大黄金展」会場で盗難に遭った
24金製の抹茶茶碗が発見されたとのこと。
江東区の職業不詳の男(32)が盗み出し
同区の買い取り店に即売却、
さらにそこから
台東区内の古物買い取り店に
転売されていたとか。
ところで、気になるのはその売却価格だ。
高島屋での茶碗の販売価格は
1040万6000円。
ところが、窃盗男の売却価格は約180万円。
この価格は窃盗男の言い値だったのか
それとも買い取り店の査定額だったのか。
どちらにしても安過ぎる。
窃盗男はなぜもっと高値での交渉が
できなかったのか
売却時にマイナンバーカードを提示して
身分まで証明しているくらいだから
この男、よほどのお人好しか、ア〇か
金相場は、今や1g、1万2千円を超えている。
その茶碗がどれほどの重さかはわからないが
買い取り店側が訳アリと踏んで
買いたたいたのか。
あるいは、単純に
金の重さで査定したのか。
だとすると、もしこれが
高島屋で売れたとして
原価以外の約860万円は…
どこが儲けるかは、言わぬが花
窃盗事件は解決の方向へ向かいそうだが
別の意味で興味を引いた事件だった