昨日の事件。
久しぶりに外食した夜。
お風呂に入って、いつも付けてる彼の育毛剤を塗ってあげようと、
ゲームをしている彼に、「おくすり付けるねー」と近づき、髪に触れた。
そして、激怒・・・。 「なにするんだよっ!!」
彼曰く、足の湿疹の薬だと思ったらしい。
その日は髪を洗わなかったから、まさか育毛剤が塗られるとは思わなかったらしい。
ごもっとも。
確かに、洗ったと勘違いして、育毛剤を塗ろうとした私は間違っている。
が、
それでも、その怒り様はないだろう。
きっかけが幼稚すぎる。
それでもなんだかエスカレートした彼は、
私の過ちと、ゲームを邪魔した不愉快を責め立てながら、
きっとこれは殴られる、ってくらいに迫ってきた。
いつものことなので、私も慣れてます。
とりあえず、舌をかまないように歯を食いしばり、
防御のためのファイティングポーズをとり構えた。
そして、なんだか挑発するセリフをかましてくるので、
もう殴られるのも時間の問題、とあきらめ、
こちらから一発平手打ちをした。
そしたら、彼はニヤリ不敵な笑み。
先に手を出したお前が悪いと言わんばかりに。
そのあとは、タコ殴りのタコ蹴り。
とにかく、防御して、応戦して、
ベッドに逃げ込んで静かにしていた。
まあ、これもいつものことだけれど、
ベッドから引きずり出され、飲んでいたビールを浴びせられ、
たくさんの罵声を浴びた。
ブスだの、無能だの、そんなのはたいしたことじゃない。
一番恐ろしかったのは、
「離婚はしねえ、させてやんねえよ」
「子供も作らない」
「お前は俺と一緒に不幸になるんだよ」
また、あの不敵な笑みを浮かべながら。
何かの物語の魔女の呪いのセリフかと思った。
お前はもう俺と離れられない。
不幸の道に道連れだ・・・。
そう言っているように聞こえた。
泣きながらシャワーを浴びた。
自分の道が不幸だと思っている人っているんだろうか。
もちろん、何かのトラブルや失敗やたとえばリストラなんかに会えば、
そりゃ自分は不幸だと、絶望を感じることもあるだろう。
だけど、今彼にはないも悪い出来事は起こっていないはず。
確かに2年前、仕事を辞めることになり、そのとき絶望感はあったろうけれど、
その後は地道に一人で稼いでここまでやってきたじゃないか。
それを支えてきたのも私だし、
感謝をされても殴られる筋合いなどない。
私と一緒にいて、絶望の中に光を見出すことはできなかったのか?
そして、不幸の道連れっていったいなんだ??
結婚って、確か、君の事を幸せにするよ、とか、そういう気持ちでするものじゃないの?
少なくとも私は、何の能力もないけど、
あなたの傍にいることで、あなたを幸せにする、という固い決意を持っていますけど??
それを「不幸」前提の結婚生活ってなんだ?
自分の人生を不幸としか思えない彼が、情けなく、悲しく、哀れに思った。
そしてそれに同情してもいけないと思った。
結婚するまでの彼は、
自分の優しさと寛大さとをアピールし、
もちろんセックスもたくさんあったし、
なにより私を幸せな気持ちにさせてくれた。
幸せにしてくれると言ってくれた。
それが、演技だったのか虚勢だったのか、
それともそのときは本当にそれが彼の偽りない姿だったのか、知る由もないが。
少なくとも今の彼にその片鱗はない。
「不幸の道連れ宣言」をされた私を、
親はどう思うんだろう。
そう考えたら涙か出た。
もう、終わりなのかな。
のどもと過ぎれば・・・って言うけれど、
案の定、私は殴られた痛み(心の)を忘れかけている。
じゃないとつらいから。
忘れるようにしてしまうのだ。
でも、確実にあざはのこって、
そして彼の不敵な笑い顔は、頭の隅から消すことができない。
離婚届1枚あれば、別れるのは簡単。
だけど、それでいいのかな。
責任もって彼を前向きにさせないといけないのかな。
今朝、なんであんな不幸宣言したのか聞いてみた。
曖昧な答えしか返ってこなかった。
ちゃんと話し合わなきゃ。
それができなければ、私たちはもうお終いなんだと思う。
