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坂本、無念のジャンプ4年後へ飛躍誓う



坂本、無念のジャンプ=4年後へ飛躍誓う〔五輪・フィギュア〕
時事通信 [2/23 18:01]
歴戦の面々がそろう最終組で坂本の胸の鼓動は高鳴った。硬さの残る滑り出しから踏ん張ってジャンプを一つずつ決めたが、細かいミスもあった。SPから一つ下げ6位。「自分と戦うことだけに集中してやろうと思った。この場でやり切ったという気持ちはある」と言って肩の荷を下ろした。
表現力では他の強豪選手に及ばないだけに、ジャンプでは取りこぼせなかった。練習からばらついていた3回転ルッツの踏み切りが不正確で、終盤の3回転ループは着氷が乱れた。「不安が試合で出てしまった」。無念の思いが口をついた。
シニア1年生の17歳は今季、本人も想像していなかった勢いで駆け上がった。1月の四大陸選手権を制して五輪の目標を1桁順位から5位以内に上方修正。惜しくも一つ届かなかったが、十分健闘した。「いつもの試合では味わえない緊張も知れた。10代で一度経験したら、次はもっと自信を持って臨める」。もう、4年後を向いていた。
自分より上だった5人との差はスケーティング技術に加え、高度かつ自然に見える技と技のつなぎや、音を確実に拾うしなやかな体の動きなど芸術的な部分だった。「まずは滑りからやり直したい。4年間しっかりやって、次はSPもフリーもパーフェクトで」と飛躍を誓った。(時事)