リード、一回り大きく=村元の「兄」として〔五輪・フィギュア〕 | ☆.。.*星のかけらを集めて☆.。.*

リード、一回り大きく=村元の「兄」として〔五輪・フィギュア〕



リード、一回り大きく=村元の「兄」として〔五輪・フィギュア〕
時事通信 [2/20 16:39]
初の五輪を終えた村元は「クリスがいなかったらここまで来られていない」とリードに感謝した。リードはこの3年、シングルから転向して間もなかった4歳下の村元を導き、心身ともに一回り大きくなった。平昌五輪のフリーを「長いスケート人生における最高のハイライト」と誇った。
姉のキャシーと組んで2010年バンクーバー、14年ソチ両五輪に出場した。姉の半歩後ろを行く甘えん坊だった。その姉は15年春に引退。「まだ心の中で炎が燃えていた」と当時のスケートへの思いを振り返る。いたずら好きな「お兄さん」の内面を、村元は「自分の中に秘めているものがある。すぐに分かった」と見ていた。
リードの膝の痛みは慢性的だった。かつては常にバケツを持ち歩いて冷やすほど。
16年秋のNHK杯を棄権し、そこから意識が変わった。理学療法を取り入れ、体幹とバランスを鍛え、鏡の前で膝を真っすぐ曲げる訓練を続けた。氷上練習の他に毎日1時間。「トレーニングは大変だったけど報われた」。氷も補助具もほぼ必要なくなった。
キャシーが引退を決意した時、村元は別の男子選手と組むことが決まりかけていた。連盟関係者から村元への電話が数分遅かったら、このコンビは実現しなかったという。平昌の代表に決まった後、リードは初めて村元と組んだときの思いを聞かれ、こう言った。「運命のようなものだったかな」。隣で聞いていた村元は声を詰まらせた。五輪までつながった道は、まだ続く。(時事)