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坂本選手



戻った豪快なジャンプ=自己ベスト、胸張る坂本〔五輪・フィギュア〕
時事通信 [2/21 18:40]


坂本は奔放な性格だが、大舞台にそれほど強くない。猛練習を思い出して肩の力を抜いた。バロメーターはジャンプの高さと幅。跳ねるように踏み切っていた。自己ベストの73点台が出て「やってきたことが認められた」と胸を張った。
五輪デビューとなった12日の団体フリーは硬かった。冒頭に予定した連続3回転で一つ目のフリップの着氷が乱れて単発になり、得点を取り戻すことばかり考えて終わった。練習から本番の緊張感を持ってこのジャンプに取り組み、今回は1点を超す加点。「そういうところでしか点数を稼げないから」と言うが、そこが大きな武器だ。
坂本のジャンプは豪快でリンクに映える。上半身をひねる反動を使わないからきれいで、直線的に跳ぶフリップは壁にぶつかりそうなほど。
「ジュニアの時にトップスピードのまま跳ぶ練習をしていて身に付いた」。感覚は染みついている。
ミスなく滑った上位5人の中では実績で見劣りし、表現力などを評価する演技構成点はまだ抑えられている。3位オズモンドまで5.69点。「まだまだ上の人と戦えるレベルじゃない」と言いながらも、メダルの可能性は「30%。いや20%くらい」と望みを捨てていない。フリーでジャンプを全て完璧に跳べば、まだ分からない。(時事)