5年という時間軸。 | ろしーたの独り言(公認)。

ろしーたの独り言(公認)。

「フィールドに立つことだけがバスフィッシングではない!」を座右の銘とする新米父ちゃん 子育て日記&バス釣り武者修行。さらば、DAIKOさん!

2018年7月11日。




有給休暇を取得して、釣友の印屋さんと5年越しの再挑戦をしてきました。あくまでもリベンジ(復讐、仕返し、雪辱)ではなく再挑戦なのです。ここのところは大切です。



5年前の7月はここぞという時に雷雨が接近、そして撤退という後ろ髪を引かれる形で終わっていました。




朝マズメと昼頃。ろしーたが1本ずつ釣れましたが魚探が示す気温は35度。無風の中、厳しいゲームは続きます。



少しでも綺麗な水域を探し続けるけど。



時間はあっという間に夕マズメ。印屋さんはここまでノーバイト。「今日はろしーたさんに2本釣ってもらったからそれで満足ですよ。」



いやいや…



印屋さんが最近、特にしんどい思いをしておられたのは近くにいるみんなは分かっています。



なんとか今日は印屋さんにビューティフルな一本を釣ってもらいたい。ろしーたは偉そうにそんな事ばかり考えていました(バックシートのくせにwww)



そんなろしーたに唯一出来ることは。



クランキンを続けることで、印屋さんの背中越しに最後まで諦めないよという気持ちを送り続けることだけです(自分がやりたいだけだとかwww)



すると。









最後の最後に。印屋さんのクランクに飛び出したビューティフルな魚。



2人とも、思わず目頭が熱くなりました(笑)。



決してろしーたが念を送ったからではなく、印屋さんの気持ちが釣りの神様に届いたのでしょう。それはキャストを続ける印屋さんの背中を見ていたら分かります。




「最後に少しだけ2A投げてみよっか。」



空気を読まないろしーた。そんな軽い気持ちで投げてみたら僅か2、3投。テトラにコンタクトした2Aに元気なバスがもんどりうってきました。この時は椚田さんがひょっこり見にきてくれたかのように思えて2人で爆笑。




こうやって5年越しの再挑戦はハッピーエンドに終わりました。苦しい1日だっただけに我々の喜びと感動はひときわ大きなものとなりました。



グラスロッドをしならせてクランクベイトを「投げて巻く」。



この偉大な遊びの基本であり醍醐味だと思うんです。この日もまたバス釣りをやってて本当に幸せだなと感じる事が出来ました。



そして最後に。



「5年という時間軸」



流行り廃りが速すぎるこの時代、5年越しの再挑戦ってあまり無いだろうと思っています。



ろしーたは釣りをお休みしている間、いつかこの日を迎える事が出来るんじゃないかと信じていました。



つかず離れず待ってくれて、楽しい時間を共有出来る釣友達に恵まれて本当にろしーたは幸せ者だと思います。



フィールドや赤提灯でお会いする方も、当ブログにお立ち寄りいただいてる方も。



皆さん、本当にいつもありがとうございます。



以上、おしまい。