【ぼったくりグリーン車?】383系特急しなの号のグリーン車に乗る価値はある? | しなのは走るよ♩♫どこまでも☆♩♫♬

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383系電車
 

名古屋長野間中央西線篠ノ井線経由で約3時間で結ぶ特急しなの号で運用される、高性能な振り子装置を搭載したJR東海所属の特急電車だ。


この電車は長野方の先頭車両にパノラマグリーン車が連結されている。


最前列の眺めはまさしく絶景だ。
 



 
最も眺めが良いのは1番C席。
 
 

座席には標準的なグリーン車の設備が備えられている。
 

フットレストの装備。
 
 
テーブルは肘掛けの中にも装備されているため、1座席に2つテーブルがある。
 

この眺めで食べる駅弁は「特級」品だ。
 

しかし!


この車両のグリーン車は、
 
最前列に座ってこそ課金する価値がある
 
と言える。
 

2列目以降は座席の大きさの影響もあって、全く前面展望が見えない。
 
通路側の席の人が、頭を覗かせて辛うじて前が見える程度だ。


車内は白と黄色の2色照明と絨毯が引いてあり、一応普通車との差別化は図られている。
 
しかし、E353系あずさ号に見られる様な立ち入った瞬間に
 
『いかにも特別車両である』

という雰囲気は少し薄い。
 

さらに、この電車は『ワイドビューしなの』と名前が付いているように
 
普通車からも眺めのよい車窓を楽しめる
 
点が、この電車のグリーン車の価値を下げてしまっている。
 

普通車のシートピッチはグリーン車に比べて少しせまいものの、肘掛まで広がる大きな窓からは非常にワイドな車窓を楽しめる。
 

グリーン車と同様にフットレストの装備。
 

大きなテーブル。
 

そして可動式のフック。
 

極論を言ってしまえば、普通車とグリーン車との違いは
 
前面展望ができるかできないか
 
という事になる。
 
この点を除くと、実質的には普通車とグリーン車を比較した場合、それ程遜色は無い。
 

参考までに特急しなの号の料金は名古屋〜長野間で
 
自由席 ¥2,420
指定席 ¥2,950
グリーン席 ¥6,610
 
となっている。
 

普通車(自由席・指定席)とグリーン車の価格差は2倍以上
 
最前列に座って前面展望を楽しむならともかく、普通車の設備+肘掛テーブルとシートヒーターしか付帯設備が無く、車内の雰囲気も普通車とそんなに遜色ない上、前面展望ができない2列目以降の座席に2倍の特急料金を課金するのははっきり言ってコスパに合わない。
 

ゆえに
 
『ぼったくりグリーン車』
 
と揶揄されてしまう事もある。
 

ただし、この列車のグリーン車は比較的空いている事が多いため、普通車の混雑を避けるために敢えて利用したり、普通車には搭載されている電動機がグリーン車には搭載されていないため、乗り心地を重視するために利用すると考えると、最前列に乗らなくても一定の価値はある。
 

また、383系電車は高性能な振り子装置を搭載しているため、他のJR各社が保有する特急電車よりもかなり速い速度で曲線を通過する事ができるハイスペックな走行性能がある。
 

見た目はステンレス剥き出しのボディにオレンジラインが入っていて決して華やかさは無いが、走行性能の高さなど、表向きでは語れない良さが383系電車にはある。
 

先行車が製造されて25年以上経つが、今日も休むことなく、この列車は長野と名古屋を結ぶ険しい山岳路線を走り続ける。
 


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私がオススメする鉄道旅行アイテム


ここでは、私が鉄道旅行をする際によく携行するアイテムの一部を紹介します。

実際に使用してみた感想なども載せてあるので、何かの参考になると嬉しいです。


 スマホ急速充電器


バッファローの急速充電器。


旅先でスマホを使用していると、どうしても気になるのが電池残量の問題。

この充電器は電池残量20%から80%まで数十分で充電可能で、ちょっとした隙間時間でも10%弱くらいは充電できる。


特急あずさ号など、コンセントが装備されている車両で有効活用できる。




 ワイヤレスキーボード


エレコムのBluetooth対応携帯キーボード。

スマホとの接続はワンタッチでOK。

普段PCで入力作業する人にとってスマホの画面内のキーボードは小さく扱いづらい。

このキーボードは旅先でSNSに載せる記事を書く時などに、普段のPC感覚で文字入力したい場合に重宝する。

打感はソフトでEnterキーが少し小さいのが難点だが、軽量で小型の鞄にも入りやすく、A4ノート1冊を持ち運ぶ感覚で取り回せる。

どこに持って行っても邪魔にならないのが魅力。




 スマホスタンド


エレコムのスマホ用三脚。

スマホ撮影をするときはもちろん、脚を閉じて使えば自撮り棒の代わりにもなる。

スマホを挟むパーツを取り外すと、いちおう市販のデジカメやビデオカメラを装着する事もできるが、大きなカメラだと倒れやすく使いにくい。

思ったよりも頑丈。




 撮影カメラ


SONYのデジタルビデオカメラ。

コスパと性能のバランスが良い。

せっかくの楽しい旅行なら、やはり動画で旅の記録を残しておきたいもの。

スマホのカメラもかなり性能が上がっているが、十数キロ先にあるスキー場のゲレンデを滑るスキーヤーの数を数えられるくらいズームが効いて、かつ、きれいな画質で4時間を超える長時間録画に耐えるのはビデオカメラの真骨頂。

10年後に旅行を振り返った時、『もっときれいな画質で動画撮っておけばよかった・・・』なんて事にならない様にするアイテム。