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「人は、何のために生きるのだろう?」

「自分だけの幸せ」ではなく、「誰かの幸せを自分の喜びにする生き方」にあるのではないか。
我欲ではなく、愛情を中心に生きる。
そんな生き方を、歴史や社会、身近な出来事、そして人生の「なぜ?」を通して、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

 

第一章 初めに愛があった

初めに愛があった。

 

愛には衝動があった。

 

愛の衝動は、智恵を伴い、力を生み出した。

 

愛は智恵と力と共に心を形成した。

 

心はビジョンを持っていた。

 

心は目的を持っていた。

 

そして、心は喜びを求めていた。

 

目的は達成されなければならず、喜びは分かち合う相手がいなけれ

 

ばならない。

 

心が目的を定め、愛が喜びを求めて動き始めた。

 

この愛が宇宙の全てを生み出した。

 

心は原因であり、全ての動機となり、目的の出発点となる。

 

心は知、情、意の三要素を持っている。

 

知は智恵を意味し、

 

情は愛を意味し。

 

意は力を意味する。

 

宇宙は結果であり、現象であり、存在である。

 

宇宙は心の表現であり、心の形であり、心の実体である。

 

心は宇宙の真の姿であり、神様と呼ばれる。

 

神様はその愛が動機となって、宇宙万象を創造した。

 

神様の智恵が最大限に発揮され、その技術の全てが投入された。

 

このようにして、宇宙は産声を上げた。

 

神様は言われた。

 

「私は愛である。愛は常に投入する。愛は全てを与える。

 

愛は幸福の源泉である。

 

私は愛の衝動に従って全てを生み出す。

 

全ては私の分身となる。

 

あるものは象徴的に、あるものはより完全に、そして最後に私の完

 

全な形が生み出されるであろう。」

 

神様の智恵は真理となった。

 

そして真理は光となった。

 

神様は最初に光を創造された。

 

光はその姿を現し昼を形成し、その姿を隠して夜を形成した。

 

陽と陰はこうして始まった。

 

神様は時間と空間を超えて威厳に溢れ全てを掌握された。

 

神様は永遠、唯一、絶対の中心点に立たれた。

 

神様は宇宙万象を創造し、大いに満足された。

第二章 天使達への指示

神様は宇宙創造の最初に、時空を超えた霊界を創造された。

 

霊界には無数の天使達がUMの僕として創造された。

 

その長として三天使が立てられた。

 

その名はルシファー、ミカエル、ガブリエルであった。

 

ルシファーは明けの明星と呼ばれ、天使界の最高位に立っていた。

 

神様は天使達に言われた。

 

「私は初めに霊界とお前達を創造した。私の創造の全てを手伝うた

 

めであった。今から最後の創造に着手する。即ち人間を創造する。

 

人間の完成によって私の創造は完了する。

 

ルシファー、私の言葉を心によく止めなさい。お前達は私の忠実な

 

僕としてビッグバン以来、138億年に及ぶ天地創造をよくぞ手

 

伝った。お前達の最後の使命がいよいよ始まる。

 

人間の創造とその完成を支えること、それがお前達の最後の使命

 

だ。」

 

ルシファーは言った。

 

「ご主人様、いつも優しいお言葉、嬉しく思います。

 

私は天使の代表としてあなたの信頼に応えようと最善を尽くして参

 

りました。あなたの創造の総仕上げに更に真心を込めてお仕え致し

 

ます。」

 

神様は続けて言われた。

 

「私はまず光を創造した。光を基本とし、真理を基本とするため

 

だ。エネルギーを材料として広大な宇宙を創造した。鉱物を創造

 

し、植物を創造し、動物を創造した。

 

それは人間に対する環境の整備と、人間に対する私の愛の表現に他

 

ならない。お前達が見た通り、宇宙は灼熱のビッグバンから始まっ

 

た。

 

それは私の燃えたぎる愛の衝動を示している。

 

その愛の衝動が無限の智恵と力を生み出し、その智恵と力が数え切

 

れない万物を生み出した。

 

野に咲く一輪の花を見るが良い。この一輪の花にも私の溢れる愛情

 

が込められている。最高の智恵を技術が隠されている。もしその解

 

説書を書けば宇宙もその書物を収めきれないであろう。」

 

つづく