「人は、何のために生きるのだろう?」 -31ページ目

「人は、何のために生きるのだろう?」

「自分だけの幸せ」ではなく、「誰かの幸せを自分の喜びにする生き方」にあるのではないか。
我欲ではなく、愛情を中心に生きる。
そんな生き方を、歴史や社会、身近な出来事、そして人生の「なぜ?」を通して、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

 

 

預言者の時代

北朝イスラエルの悪逆無道さは言語に絶するものだった。
神様は多くの預言者を遣わして悔い改めさせようと努力された。
エリヤ、エリシャ、ヨナ、ホセア、アモスなど多くの預言者が出現した。北朝イスラエルでは19人の王が交代した。王朝の継続した約260年の間に善の王は一人もいなかった。
多くの預言者が殺されその悪が限界を超えた時、神様はアッシリア帝国を通して北朝イスラエルを滅ぼしてしまった。
南朝ユダはダビデ王の一系が続いた。北朝イスラエルに比較すれば善の王も出現した。しかし400年の後半に近づくにつれ南朝ユダも悪の道を進み始めた。この頃、遣わされた預言者がイザヤ、エレミア、エゼキエル、ダニエルだった。
彼らは文字通り命がけの悔い改めを迫った。しかし北朝イスラエルと同じように彼らも悔い改めようとしなかった。
預言者エレミアは予言した。
「ユダよ、お前達は幾ら訴えても神様の言葉に耳を傾けようとしない。だから神様はお前達をバビロンの奴隷とされる。お前達は人の笑いものとなり、忌み嫌われ、永遠の恥を負うであろう。お前達の中から楽しみの声は消え、挽き臼の音は絶え、花婿、花嫁の声は聞かれず、灯火の火は絶える。この地は滅ぼされて荒れ地となる。お前達は70年の間奴隷となる。しかし70年が満ちたあと神様はバビロンを撃たれるであろう。」
このようにして北朝イスラエルは滅亡し、南朝ユダはバビロンの奴隷となった。この時代は多くの預言者が集中的に現れたことにより預言者の時代とも呼ばれる。
つづく