こんにちは、TASUKE塾あすみが丘校スタッフです。
今日は英語のちょっとした豆知識をご紹介します。
皆さん、「5文型」をご存じでしょうか?
英語を勉強したことある人は一度は聞いたことがあるでしょう。
今日はその「5文型」の中から「第1文型」にまつわる豆知識を紹介したいと思います。
まずは、「第1文型」について説明します。
「第1文型」とは、主語(S)+動詞(V)だけで成立する文のことを言います。
(例)They arrived at the station. (主語と動詞以外の部分は、すべて修飾語[M])
主語 動詞 修飾語(M)
ここで豆知識です。実はこの「第1文型」における動詞は、
①存在(ある・いる)
or
②移動
の2つの意味に大きく分けられます!
例えば、The ship made for the shore. という文があったとします。 (the ship/船、 the shore/岸)
初めてこの文章を読んだ人は”make”を「作る」と訳してしまうかもしれませんが、
①または②の意味を当てはめれば簡単に訳すことができます。
仮に①の意味をあてはめてみると、「船は岸にあった。」となりますが、
②をあてはめてみると、「船は岸に移動した。」となります。
方向を意味する”for”の意味をくむと、②の方が訳としてしっくりくるため、この場合は②で訳すといいと思います。
②をあてはめた訳を意訳すると、「船は岸に向かって進んだ。」となります。
(ちなみに、”make for”は「~のほうへ向かう」という意味の熟語です。)
このように、「第1文型」の文の中に出てくる動詞の意味がわからなくても①存在or②移動の意味をあてはめてみると、
簡単に訳すことが出来るので、皆さんもぜひ実践してみてください!
以下例文
・The animal exists in this world. /その動物は、この世界に存在している。(①存在)
・I live in Japan. /私は、日本に住んでいます。(①存在)
・Swallows migrate to warmer countries in winter. /ツバメは冬には暖かい国へ移動する。(②移動)
・The office has been transferrred up to the sixth floor. /事務所は6階に移った。(②移動)