鶉卵後記 | Ta助の厨房

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料理人 Ta助が
真の「食」を求める旅録

◆現在うずらの卵の親鳥である「鶉(うずら)」の全国の養鶉羽数は約600万羽。


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   産卵率は70%だそうで、一日に約420万個の卵を産んでいますが、全国生産量のうち60~70%が

   東三河で占められています。さらに、そのうちほとんどの生産が豊橋市に集中、農家数30戸、

   飼養羽数 364万8千羽余り、生産額は25億5千万円で全国第1位となっています。


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   さて、ちょうど今から3年ほど前のこと、覚えていらっしゃいますでしょうか。


   豊橋市では、2009年の2月末から3月上旬にかけて、7戸のうずら農場で高病原性鳥インフルエンザ

   感染が確認され、約160万羽のうずらが殺処分の対象となったこと、さらに風評被害が著しかったこと。


   
   今回使用し、美味しくいただいた〝うずらの卵〟は、豊橋産。

   何事もなかったかのように店頭に並んでいたものを使用しました。


   3年を経て、鳥インフルエンザと結びつけて避ける方がいらっしゃらなかったこと、
   また再び、たくさんの方と共に〝うずらの卵〟の話題で盛り上がれたことに少し安心いたしました。
   

   もちろん風化であってはいかんのですが。


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                                              参照HP:東海農政局 ・JA豊橋 豊橋養鶉協同組合