うずらの卵を割る 2´   【 生 】 | Ta助の厨房

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料理人 Ta助が
真の「食」を求める旅録

◆昨日はキッチンバサミを使ったうずらの卵の割り方を紹介しました。


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   うずらの卵専用のハサミもありますが、それも含め、キレイに切れるという意味では

   とても良い方法だと思いますが、道具を使う手間を惜しみたい場合には、今日の指先で割る方法も

   使えますので、case by caseで使い分けができるとよろしいかと思います。



   【 指先で殻と膜をつまみ破る 】


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   ①尖端部分を平らなところで小刻みにぶつけるようにしてヒビを入れる(上)。

    細かく割れた殻がポロポロとこぼれ、隙間から卵殻膜が少し見えるくらいに(下)。   


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   ②①のヒビを指先で挟んで、つまみとるように破る。 

    (殻は割れてモロイので気にせず、内側の弾力がある卵殻膜の

     ごく先端部分だけをつまみ破るのがコツ。)  


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    メリット 】 道具なしで割ることができる

    デメリット】 細かく砕かれた殻が卵白の中に入りやすくなる




   昨日のキッチンバサミ、今日の指先で破る この2通りに、今回は登場させませんでしたが

   庖丁の刃元で叩き割る方法を加えた3通りくらいが、オーソドックスな「うずらの卵の割り方」だと思います。

   共通しているのは、卵の尖端により近い部分の、1点に力を集中することでしょうか。

   

   1玉トッピングすると、なんだか少しぜいたくな気分が味わえる うずらの卵。

   もし、割りにくいことが原因で敬遠されていらっしゃる方がおみえになられましたら、

   お試しいただくと、新たな可能性が生まれるかもしれません。