とある瓜の佃煮 | Ta助の厨房

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料理人 Ta助が
真の「食」を求める旅録

◆未だ取り扱っていないキュウリの解説は後日、別の機会にするとして、

   今回は、〝とある瓜〟で好評だった佃煮を、キュウリに置き換えて紹介いたします。


   瓜の佃煮に、一般受けの良いパリッとした食味を残すためには一工夫が必要ですが、

   あえてその工夫の何か所かを〝Secret〟にしてみました。

   レシピから試行錯誤したり、色々と想像してみるのもオモシロいものでございます。


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   ◆天に煎り胡麻、もしくは麻の実を盛ったり、生姜でなく紫蘇の実と共に佃煮にしても美味。


   

   【 胡瓜佃煮 】

   【 分量 】(キュウリ2本分)

   ・キュウリ・・・2本

   A( ・藻塩・・・○○g  ・○糖・・・○○g )


   B( ・醤油A・・・30cc  ・醤油B・・・20cc  ・溜り・・・適量

      ・米酢・・・20cc   ・○糖・・・20g  ・○糖・・・8g  ・上白糖・・・15g )

   ・生姜・・・1片

   ・ニンジン・・・1/3本



   【 作り方 】

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   ①キュウリを縦に割り、種を掻き出す。   

   ②①にまんべんなくAをまぶし、①で窪んだ部分に着いたAは軽く拭い取る

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   ③②の状態で3時間おき、○○して水気をしっかりふき取る

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   ④③をさらに○○したものを、適当な大きさに切る。

    やや身縮するので大振りに。

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   ⑤鍋にBの分量すべてと、線に切った生姜、ニンジンを入れ強火にかける

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   ⑥沸騰したら④を加えさらに強火で一気に火を通す 


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   ⑦泡が大きくなると煮汁が煮詰まっている状態。

    ここでも尚強火で。焦げ付かないように注意する


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   ⑧容器に移し替え、○○することで、パリッとした食感が生まれる

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   ⑨盛り付ける



      

   本来の佃煮は保存性を高めることを目的とした料理法ですが、

   今回は保存性を捨て、やや甘めに仕上げました。この辺りは好みではあろうかと思いますが、

   食感に関しては、歯ごたえを残した方が確実に美味いと思います。

   ただし、食感を残して加熱するのは割と難しいもの。工夫は必要です。


   ○○に何が入るのか、ご想像にお任せいたします。





















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