2019年最後の6のつく日です。目崎です!
今年の抱負は「No Surrender」ということでした。
どうだったか、と言われたら、出来た!と言いたい、です。
本当に最近、おとなになってきてしまっていると思います。なんていうか、物分かりがよくなってしまった。
仕方ないじゃないか、と自分に言い聞かせて、諦められるようになっていました。
そしてそれが、間違っているとは思っていません。
でも、それでも、それでも、諦めたくないものがあります。
僕が好きな漫画の登場人物たちはいつだって諦めていないし。
だから諦めずに挑んだことが多かった一年になったと思っています。
おかげで、反省もたくさん見つかりました。情けないですね、もう32歳なのに、反省がたくさんって。
このまま一生反省ばかりなのでしょうか。伸びしろが多いんですかね。
成長し続けてゆきたいです。流れない水は腐るのです。
今年の振り返り!
2019年は
1月 目崎新年会
2月 青葉区小中高生ミュージカル「いのちの奏」 演出
AFTEER塩原JUNCTION「いまこそわかれめ」 脚本提供・演出
3月 たすいち第30回公演「FIRE LIGHT」 脚本・演出
農工大演劇部「モンストロ・メモリ」 脚本提供
しむじゃっくプロデュース「エンれぱ!」「透明人間、消える」 脚本提供
4月 ミラフェス19「ペルソナ・サークル」 脚本提供・演出
5月 朗読楽団おとぎ日和「赤ずきんくん」 脚本
6月 駄目なたすいち「遮光器土偶デスエクソダスVS夜明けの令和」 演出
7月 扉座研究生中間発表 「FIRE LIGHT」 脚本提供
8月 劇団ドリームプリンセス「スリーアウト!サヨナラ篇」 A・Bチーム 脚色・演出
9月 feblabo×シアター・ミラクルプロデュース ホテルミラクル7「48MASTER KAZUYA」 脚本
果報プロデュース「ナイゲン」 出演
10月 日本のラジオ「ナイゲン(暴力団版)」 ゲスト出演
劇団人間嫌い「かわいいチャージ19」 ゲスト出演
11月 feblabo 日曜日よりの使者に「いまこそわかれめ」 脚本提供
12月 たすいち第31回公演「足がなくて不安」 脚本・演出
劇作家協会リーディングフェス 出演
しむじゃっくプロデュース「エンれぱ!vol10」「透明人間、消える」 脚本提供
といったラインナップになりました。
イベント1回
脚本 4本
脚本提供 7本
脚色 1本
出演 2本
ゲスト出演 2本
演出 7本(2チーム合わせると8本)
興行としては19回ほど、なんらかの形で皆様のお目にかかることができました。
今年はとにかく脚本提供が多かった!
嬉しいことです。僕は脚本を提供した場合、口を挟まないことにしております。
だって演劇って自由なものだから。それがどれだけ思っていたものと違っても、一度手を離れた脚本について
どうこう言うのは違うと思っているからです。
その上で、なんですけど、先日劇団ミーティングでも発覚したことなんですが、
「目崎脚本、やるの難しいよ」
ということでした。まじか。
人の言葉ですが、たすいちの脚本って「それっぽい」台詞が多いから、一見誰でも出来そう。
そこで止まってしまうと、誰でも出来そうな何かにしかならず、つまらなくなるんだそうです。
だから、たすいちとしては「目崎演出ありき」なんだそう。
これ、難しい問題なんですよ。
良い脚本は、誰でもわかりやすくかつ面白い。
良い演出は、誰にでも通じる言葉で伝える。
独自の物すぎるのは実は良くないと。その価値観も揺らいだりしていますけれど。
広く知れ渡ってたくさんの人に触れてもらいたいという想いとは裏腹に、目崎脚本は目崎の思想の演出がないと
ズレてしまうのかもしれない、と。
これは困った。と同時に嬉しくも思いました。
ずっと無個性だと思っていた自分にも武器があって、その武器がなんだか形になった気がしたからです。
僕の手から離れた脚本の公演、観に行かせていただきました。
「その手があったか!」みたいな演出もあれば、「そういう解釈も確かにできる・・・!」というものまで、
僕一人だけだったら見られなかった演劇がそこにはありました。
良くも、悪くも。もちろん、僕が演出する時が一番面白いんだ、って言います。だから、悪いものだってもちろんある。
でも、それでいいじゃないか。それで楽しんでくれる人がいるんなら。
だからこそ、僕も、もう一回やりたいんですよねぇぇ。
いつかやるぞ。やるまで死なないぞ。
振り返り感ないなー。
今年も長い一年でした。
毎年「来年こそは本数を減らす」と言って叶わないままでいますが、
来年こそは叶う気がしています。
(きっと)減る分、一発一発が重たいパンチになっていくと思います。
手がかりは掴んだんですよ。この新しい力を使いたくてうずうずしてるんです実は。
そんなことも含めて、きっと来年は自分の生活とかいろんなことを考えたりして過ごす一年になる気がしています。
自分の時間が増えるような。自分の時間をもっと劇団に使えるような。
楽しい話が舞い込んだ時に、飛び込んでしまう気がするんですけどね。怒られるかしら。
まずは、今なお稽古が進んでおります、
青葉区小中高生ミュージカル「おとぎのシンボル」が2月の8,9日に!
こちら、目崎剛完全新作書き下ろしです。面白いです。
小中高生向けとか考えずに、「面白い」ということを優先して書きました。どこまでクオリティ上げられるかな!
そして2月19~23日にはたすいち第32回公演
「サイキックバレンタイン」が控えています。
色々な意味でターニングポイントとなる公演です、ぜひお見逃しなく。
また、時系列前後しますが、実は1月にもまたゲスト出演させていただくものがございます。
こちら詳細でましたらまたお知らせします。
2020年、スタートダッシュを決めますよ!
そのために、今は、たくさん寝ます。
今年もありがとうございました!!!