5の付く日担当、小太刀です。
今住んでいるところ更新が近づいてきている。今のところ引っ越す予定はないのでそのまま更新をする予定なのだけど、この更新日がくる度に、随分遠くまで来たなぁという気持ちになる。
上京してからずっと一人暮らしをしてきた。一応生きるに足る能力はついてきた。でもいまだに、よく一人で生活しているなぁと思うし、一人暮らしの生活に完全には慣れていない。どこまでいっても仮初めな気がしてきてしまうのだ。
東京に出るとなった時に、地元の友達に心配された。東京で生きていけるのかと。満員電車で降りられず、2、3駅先までいっちゃうんじゃない、とまで言われた。当時の自分を思えば、わからなくはない。のんびりとしていると言えば聞こえはいいが、どこか抜けた男の子だったのだ。自分でも東京に馴染める気がしていなかった。そもそもあまり東京が好きじゃなかったし。
それが今じゃあ、この東京で普通に生活しているんだもんな。稽古したりバイトしたりして、帰りにスーパー寄って買い物して、食事作って食べて風呂入って、掃除に洗濯もなんとかこなして、どうにかこうにか生きている。
そりゃあ一人暮らしを始めた時からしっかりと生活できるように頑張ってきたけれど、いざ実際になんとかできている現状を見ると、どこか他人事ように感じてしまいあまり実感が湧かない。昔の自分が今の自分を見たら、きっと自分が自分じゃないように映るんだろうな。
生活はしてる。なんとか。でもなんとかで満足したいわけじゃない。昔の自分がどんな未来を思い描いていたかはもう忘れてしまったけれど、今の僕が目指すのは、何も支障無く芝居ができる生活だ。それにはまだまだ到達できていない。そこへの道筋もよくわからない。
なんにしても、千里の道も一歩から、と古くから言われているわけなので、目の前の一つ一つをしっかりと踏み締めていかなくちゃね。
ということは駄目なたすいちです。
駄目なたすいち
「遮光器土偶デス・エクソダスVS夜明けの令和」
どこまでいってもカオスな芝居です。でも、カオスこそが秩序な作品。そりゃもうはちゃめちゃに楽しいです。
令和元年6月19日(水)~23日(日)、下北沢Geki地下Libertyで。
梅雨空を吹き飛ばす世界をお届けいたします!
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