カタルシスという見えない何か | 『たすいち』劇団ブログ

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東京を拠点とする劇団『たすいち』のブログです。日々、公演情報や稽古でのことを書いていきたいと思っております。

みなさん、こんばんは
5の付く日担当、小太刀です。

気づけば新しい元号、「令和」がはじまって幾日かが過ぎました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

僕はこれといって新しく何かをってことはなく、今まで通り毎日を過ごしておりますが、そう、駄目なたすいちのご予約がはじまりましたね! みなさまからのご予約、お待ちしております!

……その、
………小太刀からご予約いただけたら嬉しいな、と思っておりまして、何かがあるとかではないけれど、喜び小躍りするという小太刀得なだけではありますが、その、はい、ご予約お待ちしております…!

駄目なたすいち 第3弾

「遮光器土偶デス・エクソダス

VS夜明けの令和」

脚本:山岡太郎(駄目なダーウィン舎)

演出:目崎剛(たすいち)

@下北Geki地下Liberty


令和元年6月19日(水)~23日(日)


【日時】
 19日(水) 19時半〜
20日(木) 14時〜  19時半〜
21日(金) 14時〜  19時半〜
22日(土) 14時〜   19時半〜
23日(日) 13時〜   18時〜

受付開始、開場は開演の30分前となります。

【チケット】
 一般 3500円 
一般当日 3700円
25歳以下 3000円
25歳以下当日 3200円
18歳以下 2500円(当日券も変わらず)
25歳以下、18歳以下、要証明書

【劇場】
Geki地下Liberty
東京都世田谷区北沢2-11-3 イサミヤビルB1F

あと、5/10には肉丸さんとのBarピスタッチョがあります!
楽しく飲んで話してできたらと思っております。僕は大好きなクラフトビールをピックアップして用意する予定。肉丸さんは、〆さばの美味しいやつとピスタチオ、日本酒を用意してくださいます。ぜひぜひ遊びにきてください!
新宿シアター・ミラクルで19時〜22時ですよー!




はてさて、これからは楽しいことしかまってないなぁ。

ここ最近あらためて思うのは、僕はカタルシスのある芝居が好きなのだなということ。

カタルシスって何かって、ニュアンスでしかないのですが、心を揺さぶられるっていうようなこと。

カタルシスの意味を調べてみると結構曖昧といいますか、説明しずらいことが出てくるんですよね。
もともとは哲学的用語らしく、精神の浄化、みたいな意味らしい。精神の浄化…仰々しい言い回しである。
勝手な個人的解釈としては、スッキリといいますか、腑に落ちるといいますか、心がすとんと軽くなる、みたいな意味合いで捉えています。
なので、カタルシスのある芝居って、見終わった後になんだかわからないけど心が軽くなっている芝居、だと思っております。
僕が心が軽くなるって感じるのは、ただ良い話や感動的な話を見たからそうなるわけじゃなくて、圧倒的な世界観によって情報過多になった状況から、それがスッと収束する時にそう感じる。感覚的な部分で共感が得られ難いかもしれませんが。野田秀樹の作品とかはカタルシスかも。

そういうことでいうと、駄目なたすいちはカタルシスのある芝居だと思います。少なくとも前回の「ギロチン伯爵と七つの秘宝」はそうでした。
カタルシスのある芝居は、見るのはもちろん好きですが、やっぱりやるから楽しいんですよね。だからもう、駄目なたすいちが楽しみで仕方ないのです。
このワクワクした気持ちがお客様にも伝播して、みんなが楽しい気持ちになる作品になったらいいなと思う。いや、そうしなきゃね!