笑わせるってすごいよね | 『たすいち』劇団ブログ

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東京を拠点とする劇団『たすいち』のブログです。日々、公演情報や稽古でのことを書いていきたいと思っております。

みなさん、こんばんは。
月曜担当、小太刀です。

本日も寒い1日でしたね。最近の中では暖かい日なのかもしれませんが、それでも、ですよね。なにやら31日の夜にはまた雪が降るみたいですし。春はまだまだ先ですなぁ。


本日は、目崎と中田が出演しているカカフカカのコントライブを観に行きました。

いやぁ、けたけた笑ったなぁ。1時間半いかないくらいの中で、20個近くも演目があるという、誰かの言葉を借りるならまさにコントの玉手箱と言える贅沢なライブでした。

たすいちによく出演くださる肉丸さんや須藤さんも出演していて(むしろカカフカカがホームのようなもの)、そのお二方が水を得た魚のように生き生きしていて、それがもうたまらん。

そして目崎と中田、2人のコントは1個だけだったけれど(中田くんはあともう一つ出ている)、しっかりと爪痕を残せていたように思う。だいぶ大きな笑いが起きていました。

にしても、コントやる方々、カカフカカの方々はすげぇなぁと思う。

コントって普通の芝居よりもドラマ性が少ないから、普段の心情だと整理できないような話の進み方だったり役の行動だったりがあったりする。特にカカフカカはその傾向が強いように思う。だから、普通に芝居しようとすると如何にもこうにも上手く気持ちが処理できなかったり納得できなかったりが出てきて、そういった自分の中の理屈を一回度外視にしないと成り立たいのがコントだと思うのだけど、カカフカカの方々はそういうある意味の不条理の扱い方がすごく上手い。みなさん目の前の事象に真摯で一生懸命なんだよね。いい意味で頭のネジが外れてるというか笑 そういうのがすごく清々しい。

そしてそういったのがうちの中田くんは上手いんだよなぁ。多分ツヅキノキセキをご覧になられた方ならわかっていただけると思うのだけど、ありえない状況や心情だったとしても中田くんの演技には嘘が見えない。頭のネジを、その場面に適した本数だけ抜き差しできんじゃないかなと思うんですよね。あれは真似できないなぁ。

前に柴田くんに、こだっちはコントをやってみたらと言われた事があるのだけど、カカフカカを見るとちょっとびびってしまう…笑

いやぁにしても、気持ちいいくらいに笑ったなぁ。
カカフカカのコントライブは春と秋にあるそうなので、まだ観たことない方は、ぜひ!!