こんにちは。


たすぱすたです。



朝から、雨模様の空。


すっかり秋らしくなりました。



田舎暮らしが続くと、


本屋に足を運ぶ回数が極端に減ります。


車でわざわざ出かけないことには、


本屋にも行けない。


手に取って本を選びたい欲望がつのります。



東京島 (新潮文庫)/新潮社
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映画化されたときに、一度手にとりました。


結局、そのまま。



そのときに、この小説ような事件が実際にあったことを知りました。


桐野夏生氏は、


現実を小説に落とし込むのが好きなのか、


と思ったものです。



この著者の終わり方は、


いつも、何かが後に残ります。、


最後に、


人間の思い込みの悪意、弱さを残して終わる気がします。


解決や大団円はなく、


後味の悪さを残しながら終了。


だからと言って、


終わっていないわけでもなく、


現実に近いのかもしれません。



読んでみました。



たすぱすた