こんにちは。
たすたすです。
民俗学は楽しい。
とくに、どこに行っても人が住み、
自然に恵まれた日本には、
秘められた謎がいっぱい。
人の数だけ、歴史と謎があるという言っても過言ではないくらい、
不思議なことがたくさんあります。
それぞれの地域に歴史研究家がいたり、
時代ごとに専門家をいたりするのも、
情報がもった人が、
自分なりの伝え方を工夫した結果ではないかと思います。
それぞれの感覚をどのように伝えるのか。
伝えるときには、
その人なりの見方、歴史観が必ず加わります。
それを含めて、人間はおもしろいのだと感じます。
民俗学がいろいろな人を巻き込んでしまうのも、
人が生きていること、そのものを対象とするからでしょう。
物語の筋とは全然関係ないです。
- よろずのことに気をつけよ (講談社文庫)/講談社
- ¥800
- Amazon.co.jp
内容は、ある意味、
ダヴィンチ・コードのような(宗教とは違いますが)、
そんな不思議さもあります。
人が生きること、
生きるためのもっとも強いエネルギーは、
怒りだと評した方がいました。
怒りは爆発的なエネルギーですが、
持続することが難しい。
火種と燃料はいつか切れてしまいます。
それを繰り返し、燃え立たせるだけの持続性が
恨みの深さなのでしょう。
日本の片田舎には、
人の恨み、つらみが凝り固まったところが
いくつもあります。
強い神様たちは、だいたいが恨みを残して死んだ方ですからね。
そういう神様に守ってもらっていることを
つくづく感謝します。
では。