少し前になりますが、世界的デザイナーの森英恵さんが亡くなった。
以前何気なく買ったエッセイ集があったのを思い出して引っ張り出してきて読んでみた。
〜そういえば、紙の本を読むのって(除く漫画、雑誌)て久々かも。最近は電子書籍や動画サイトの「まとめ本」を『聴く読書』が多いので、なんとも新鮮である。やはり「紙を自分のペースでめくる」てのはいいもんだな‥。
著者(森英恵さん)の声で文章を再生(上映？)
する脳内シンクロ作業は、いわゆる読書の醍醐味かもしれない…とか思ったりしてみる。
ご自身の体験を元にした内容を読み進めていくうちに、一緒にお仕事に同行してる気分になってきて、なんとなく森英恵的思考法が垣間見えて身についてきたような錯覚に陥るのは面白かった。
印象的な内容
「人々の共感を呼ぶもの」がデザイン・アイデアのソース。
ファッションには蝶みたいな 'はかなさ' がある。私はそんなはかなさに魅入られて今日までやってきたように思う。だから、歩いてきた道をふりかえるのがいやだ。
