糖尿病 有酸素運動を頑張る がんばりホルモン? |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

先月に、愛用していたママチャリを手放して、思い切ってマウンテンバイクに買い換えました。


とはいっても、ボンビーなのと本格的にははまりたくないので、中古です。


中古で7000円・・・・安いでしょう


24段変速。昔の所有者が大事にしていたのか、改造もしてシマノのパーツなんかも取り込んで、ボロボロですがなかなかがんばってくれます。


オフロード用ではなく平地用なのですが、自転車を乗り換えるだけでこんなに走行距離が変わるのかと驚きつつ楽しんでいます。


それまでのママチャリでは会社と往復で200キロカロリーしか消費しませんでしたが、マンタロウ(早くも勝手に命名)だと毎日400キロカロリーの消費で、走行距離もぐんと伸びました。

(仕事柄どうしても運動不足で、毎日の運動を続けるのは難しいですね)


マンタロウに乗り始めて夕方の血糖値を測ると、驚きの「正常値」(普通の人は当たり前でしょうが・・・)になっている場合が増えて、朝の血糖値もどんどん下がってきました。

このおかげで、毎日の血糖値を測るのが楽しみで「やっぱ世の中プラス指向やないとだめやなぁ」と感じております。


この調子で先日の月曜日に、定期検診に行ってきました。


その日は小雨でひどい風が吹いていましたが、風にもめげずに全速力で5キロほどの道のりを北野病院へと走りました。


(朝の血糖値も寝起きで測ったら136.以前は180を超えていたけどマンタロウに乗り出したら下がってきたし、今日は空腹のまま運動して、病院についたらひょっとして念願の「正常値」になっているはず。(^^)v・・・・・先生が結果を見たら驚くだろうなぁ・・・・・・)


「どうしたの!すごいじゃない」


そう言われて先生が驚く顔が想像できて、楽しみだなぁ。音譜



1


そう思いながら、朝一で病院に行き、血液を採取して一度会社に戻り、夕方再び診察のために北野病院を訪れたのです。


「306番の方、第六診にお入りくださーい」


私の番です。


「こんちわー」

「はーい、お待たせしましたぁ」

内分泌の副部長になった女医さんはいつも明るくて話がしやすいです。

朝の9時から夕方の6時まで患者さんの予定がびっしりで、夕方に行くと目の下にクマが出来ていることもしばしばです。

そんな姿も見ながら、よく頑張る先生だなと感心しきり。

私は、自信たっぷりに今日の検査結果を覗き込みました。


「・・・・」

「A1C(エーワンシー)に変化がないですねぇ・・・」


(な・ん・で・や・ねん)ドクロ




「・・・・なんでー、先生、今日は朝起きて測ったら136やったんで、お茶と水だけ飲んで、マウンテンバイク買い換えて全速で来たから・・・ご飯も食べずにインスリンも打たずに・・・・せやのに、なんで168って・・・朝一より血糖値が上がってるのでしょうかね」


「うーんなるほど、自転車はいつ変えたの?」

「一か月ほど前」

「じゃあ、A1Cも変化が出て来ていてもおかしくないわね」

「そうでしょう・・・ショック」

「うーん、けれども、肝機能は改善されてきていますね。コレステロールも改善されてきてるから、良くはなってきていますよ」


検査結果を良く見れば、いつもたくさんあった<H>(異常値を知らせるマーク)が半分に減っていました。


「じゃあ、どうして朝一より血糖値が上がるのでしょうね」

「そういうことはありますよ、自転車も一生懸命漕ぐと<がんばりホルモン>が出て、逆に血糖値が上がることもあるのですよ、それに朝は寝起きよりも血糖値が上がる傾向があります」

「がんばりホルモン・・・?」

(なんだかあまり専門的な言葉ではないけれど、なんとなくわからんでもないな。こんど詳しく聴いてみよう)


「運動をするのはいいけれど、急な運動や無理した運動はやめた方がいいですね」

それはなぜかは先生は言いませんでしたし、私も詳しくは聞きませんでした。

私なりに解釈してしまったから。


何となく体で感じるのです。

肝機能が良くなっているということは、どこかの時点で肝臓の脂肪が減るのではないかと思っています。

つまり腹がへこむ。(これはいいことだ)

しかし急激な運動は、脈拍も増えて血流も速くなり、肝臓が良化しながら血液も少しづつサラサラしてくる。

それはいいことでしょうが、私が恐れているのは血流が良くなるときにおこる事故。

血管の事故といえば脳溢血や心筋梗塞。

血液きれいになるとそれまで付着していた不純物がビラッと剥がれて、血管を詰まらせてしまう・・なんて・・・。

首でそれが起こると脳溢血だし心臓の手前で起きると心筋梗塞になることがあると素人なりに恐れているわけです。


先生が言いたかったのは「有酸素運動」をすると言うことでした。


酸素を十分に取り込みながら運動をすると、インスリン受容体がなくてもGLUT4というやつが栄養源のブドウ糖を吸収するのだそうです。


短距離走や剣道や瞬発力が必要な運動は酸素を十分に取り込めないからだめなのだそうです。


ジョギングやマラソン、平地を走る自転車や水泳などが有酸素運動になるそうですね。


私の認識では、血液にブドウ糖が沢山ある状態が糖尿病・・・ではありません

インスリン受容体というやつが、インスリンを使ってブドウ糖を体内に取り込むところをボケてしまって取り込まなくなると糖尿病になるはずです


しかし、それとは別に有酸素運動をすると体内にブドウ糖を取り込めるわけです。


だから私は、自転車を変えて運動量を増やしたので、肝機能は改善されましたが、インスリン受容体の働きは相変わらずだったからHBA1Cは8.5のままで、血糖値も期待ほどさがらなかったということなのだろうと思いました。


なかなか、難しいですね。


肝機能が改善されることによる二次的な要素によって本来の糖尿病が改善されてくることを期待です。


自転車は平地をそこそこレベルで頑張ることにします。そこそこのスピードで乗って・・大きく深呼吸をしながら走っています。


毎日無理せず平均400キロカロリーの消費を目標にします。


このまま続けると・・・

この・・・いまいましい・・・腹が、へこみそうな気がするのですよ。へへへ。


ライザップなんかに負けるものか(^^)v

(貧乏人は行けんのじゃ・・・)


頑張らずに頑張る。にひひ



ほな(^^)