昨年のクリスマス(2013・12・25) 小笠原諸島の西之島に出来上がった新島は、私たちの目を楽しませてくれるような面白い形の島になっていました。
まるでスヌーピーのような形で、私は勝手に「スヌーピーアイランド」にしたら人気が出るのになと、火山噴火の沈静化を心待ちにしていたのです。
しかし、火山はしばらくはおとなしくしていたかに見えましたが、再びブツブツと溶岩を吹き飛ばしながら大きくなってしまいました。
このころは、丁度スヌーピーのお尻からブッブッと鹿の糞のようなものを吹き飛ばしていて、とってもよかったのです。
しかし、その後の島の拡張は止まらずに、1年後にはこんなになってしまいました。
(株)パスコが撮影したものをANNが放映していたものをお借りして、推移が解りやすいように並べてみました。
パスコという会社は測量の専門会社で、みなさんも道端で三脚を立てて何かを覗き込んでいる人を見かけると思いますが、そういう人が勤める会社です。
ほぼ1年後には、もはやスヌーピーの面影もなく、ただただ、藤壺のような、虫にかまれたできものののような噴火口があるだけで、形も面白くなくなってしまいました。
ざんねんやなぁ・・・・。
いや・・・まてよ。じっと見ていたら
カメレオンの目みたいな気がしてきました。
2013年は スヌーピーアイランド
2014年は カメレオン島
2015年は ![]()
出世川ではなくて出世島ですね。
上下の画像は海上保安庁の資料から拝借させていただいていますが、こうやって見ると綺麗ではありますが、現地は溶岩流が流れ続けているのですね。
火山活動はまだまだ収まりそうにはなさそうで、一体どこまで大きくなるのでしょうか。
もう既に西之島は飲み込まれてしまい、島の面影はなく地表の部分だけが見えている状態になりました。
たった1年でこれだけの大きさになるということは、2,3年続くと馬鹿にならない島になりますよ。
あと3年ほど噴火が続くと、父島本島くらいにはなるかもしれませんね。
もっとも、西之島の周りは海底に1000m級の海嶺になっているので、なかなか横には広がらなくなるとは思いますが。
ここまで来たらもっともっと大きくなってほしいです。




