2014/11/22に発生した長野県白馬村の地震は震度6弱という大きな地震でしたが、死者がゼロだったということは本当に不幸中の幸いだったと思います。
私の田舎でもそうなのですが、老人の一人、二人暮らしが多い地方の過疎地ではどこでも言えますが、今の年金制度と地域の助け合いによって生活が成り立っています。
私も田舎にいる母は一人暮らし。しかし田舎に帰ると就職もなく生活が出来なくなります。
止む無く週末に出来るだけ実家に帰るように心がけていますが、母の事を思うと不安でなりません。
そんなうちは私の家だけではなく、どこも同じ悩みを抱えているのですよね。
そんななかで、助かっているのが、ご近所同士の助け合いの心。
都会と違ってみんなが近所の人などに声を掛けあって、健康に問題が無いか、サークル活動などで互いに励まし合ったりと、自然にできた老人ホームのようになっています。
今回の地震では、すぐに近所の人々が声を掛けあって助けたことが死者ゼロに繋がったのだとニュースでも言っていて、最悪の事態は避けられたことにほっとしました。
そして、地方ではこの助け合いの経済・社会がどれだけ大事な事かを感じます。
しかし、近い将来、助け合う人も高齢化が更に進み、不況で子供たちも田舎の母の面倒を見るに見れない問題が、じわじわと進行していて、この助け合い社会も徐々に崩壊しかけていることが気がかりです。
(薄い赤のエリアが北米プレート)
2011年の3.11東北大震災以来、地震の数は以前より増えていますが、圧倒的に多い地域は御覧の通り「北米プレート」の境界線付近や、このプレートに下側で起きているのは明らかです。
認識すべきは太平洋側だけではないよと言うことです。
北米プレートは日本にあるプレート(ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピンプレート)の一番上に乗っかっているプレートなので、物理的にも地震が一番多くなるはずです。
また地震が増えてくるのでしょうか。
一応避難セットの確認をしておいた方がいいかもしれません。
過去の3.11時に乗せていた記事をリンクしておきます。
2011年の地震推移 6000回を超えた2011年の体感地震