以前に
鳩山元首相は国会議員としてイランから議員を辞めろ!
と言っていたのに、批判が少し静かになったらまたもノコノコとしゃしゃり出てきて民主党の外交担当になり、あろうことか核開発とホルムズ海峡封鎖で緊張の真っただ中にあるイランに非公式に訪問して、イランの大統領府から公式に
『鳩山氏が会談で国際原子力機関(IAEA)について「特定の国々に二重基準を適用している。公平ではない」』
と言ったと報道されてしまいました。
言ったとか言わなかったとか、そんなことが問題なんじゃないのですよ。
みなさんもご存知かと思いますが カウンターインテリジェンス という言葉があります。
敵国同士の互いの諜報活動などで、相手の国でデマなどの噂を広めて、民衆の意識を政治的に動かすようなことです。
昔のアメリカのCIAなどが得意だった技ですね。
しかも非公式の訪問なのでイランから見ればどう答えようと構わないわけですよ。
このことがあったからと言って、アメリカとイランの緊張関係が変わるわけではないでしょう。
しかし、イランに利用されたということが問題なのです。
昔「ダイハード」で調子に乗った営業マンがテロリストと交渉して解決できると思い込んで、挙句の果てに射殺されるシーンがありました。
まさにあんな感じでしょうか。
射殺されなかったのは、イランにとっては鳩山なんてどうでもいい存在だからでしょうね。
また日本は世界からの笑われ者になったわけです。
ノー天気なお人よしの笑われ者議員
と
物腰のやわらかい政治家
とは、全然違います。
それは首相時代の結果ではっきりとわかっているはずです。
なのに民主党は、鳩山を党外交担当にした。
党の外交担当って各党との交渉をするのではなくて、外国との交渉をすることだったのか?
じゃあ、外務省はなんだ!
それに加えて、心臓に毛の生えた田中防衛大臣。
国会答弁中に寝ぼけて「え~モシモシ・・・」なんて・・・あきれてモノも言えませんでした。
野田首相や岡田副総理は、あきらかに輿石幹事長をはじめ、民主党の癌とも膿ともいうべき連中に抑えられてしまって、こんな人事でも「はい」と言うしかない状態。
これでは昔の自民党のほうが慎重さがあるということだけでちょっとましなのかもしれません。
けれど それは
「目くそ鼻くそを笑う」
のレベルです。
民主党を庇いあっているのはもはや民主党員だけであって、国民はほとんどがそっぽを向いているはずです。
このままでは、国民は怒ることすらやめて何も言わなくなります。
そうなったら、今よりもっと無茶苦茶になる。
この責任は幹事長の輿石さんにもある。
この人は無能なサラリーマン議員。
国会議員が被災地に議員歳費から義援金を渡す話でも、「いいじゃないか、歳費を下げなくても、みんなその分頑張ればいいんだ」なんて言っていた。
秋にも公務員の年収削減の話は進めても、自らの歳費削減は「議員歳費を下げたところでたかが知れているだろう」などと下げる気配なし。
消費税も
「我々も気持ちとしてこれだけ歳費を下げます、公務員もこれだけ下げます、だから国民の皆さんも消費税値上げに協力してください」
と言って順番に進めていれば簡単に認められただろうに。
今年に入って公明党の山口さんが「議員歳費を30%(だったっけ)カット!」と強く言ったら、その後ろのほうで数人が「え~~~っ」っと駄々っ子のような嫌そうな声がした。
そいつらも議員を辞めてしまえ。誰が言っていたか調べて公表してほしい!
議員の歳費も下げられないのだったら、国民に直接決めさせろ!