退院してきました。
医学の進歩のすごさを体で感じてきました。
しかし、そのなかでもまだまだと思う部分もありました。
心エコー、心電図そして冠動脈CTと検査を進めるうえで、狭心症と判断されて今回のアンギオグラフィー(通称アンギオ、カテーテル検査を行う装置)を使った調査を行い、問題個所があれば即座に治療を行う準備をしながらの検査でした。
もともと上の図の通り冠動脈CTの結果では何か不自然な物が写っており、さらに心電図では上に向くはずの山が下を向いていたりと、この時点ではかなりの確率で狭心症の疑いがあり、踏み入った検査が必要だとの事になったわけです。
実際にカテーテルを通してみれば、血管を内側から見た感じでは狭窄部が発見されずに、準備されていた治療が施されることもなく、検査のみで終わりました。
狭心症と言われたときは正直、腹を括りました。
糖尿病と言われてから3年前までのほぼ8年ほどは食前で200前後と高い数値のまま過ごしてきました。
Ⅰ型糖尿病の診断に、正直絶望感を憶えていたのです。
しかし、血糖を下げなければ合併症が怖いので、3年前から治療に力を入れ始めました。
まめな測定、さらなる食事制限、運動(ストレッチ)そしてインスリンと薬の規則的な接種。
特に運動は効果がありました。HBA1Cが3年前には10を超えていたのが、今では6~7まで落とせてこれています。そして今年からタバコもやめました。
そうやって頑張っている最中に狭心症の疑いと言われたために、『遅かったか・・・』と思いました。
心臓の軽い痛みは時々あるのですが、私の家系はどうも心臓が悪い血筋らしいのでそのせいかと思っていました、しかし狭心症と言われるとさすがに終わったかと思ってしまいます。
こういった経緯があるので、お金がかかるステップに進んだわけです。
しかしこうやって検査で終わるとは夢にも思わず、こんなこともあるんだなぁと正直ほっとしています。
どうせ良い経験をしたので、アンギオグラフィーでのカテーテル検査の様子を備忘録として書着とめておこうと思います。造影剤で投影された冠動脈の様子もよくわかると思います。
心電図の問題は残っているとはいえ、少なくとも狭窄個所が無い事は一安心です。
皆様にはご心配をおかけしまして本当にありがとうございました。
また明日から飽きずに書かせていただきますのでよろしくおねがいします。