【いいのですか、このままで？ 磯谷（いそがい）利恵さん殺害事件 川岸健治被告の上告を断念するな！】
名古屋市千種区の派遣社員、磯谷（いそがい）利恵さん（当時３１歳）が闇サイトで集まった男３人に殺害された事件で、名古屋高検は２２日、名古屋高裁判決（１２日）で１審と同じ無期懲役となった川岸健治被告（４４）について上告を断念する方針を明らかにした。一方、１審死刑から無期懲役となった堀慶末（よしとも）被告（３５）については、高裁判決を不服として２５日にも最高裁に上告する。
同高検の野々上尚次席検事は川岸被告について「上告理由を見いだし難い」と語り、川岸被告の自首を評価した高裁の事実認定を覆す立証は困難との認識を示した。一方、堀被告については「判例違反がある」と上告理由を説明した。
一方、磯谷さんの母富美子さん（５９）は２２日、２人の極刑を求める署名を提出するため高検を訪れ、対応を説明された。
名古屋司法記者クラブで記者会見した富美子さんは「どういう結果が出ようとも上告して最後まで闘ってほしかった」と涙ながらに語り、「３人とも死刑になった時に娘に報告してあげたかった。もうそれはかないません」と悔しさをあらわにした。
２６日の上告期限までに弁護側が上告しなければ川岸被告の無期懲役が確定する。３被告のうち神田司死刑囚（４０）は１審死刑判決が確定している。【沢田勇、秋山信一】
私は法律の専門家ではないが、一つだけ学んだことはあります。
法律の前に道徳がある
ということ。
道徳は法律を凌駕するはず。
川岸健治被告が殺人事件について少しでも反省していてば兎も角、彼が書いた手紙を読んで思ったことは、
この男は、この殺人事件について 全く反省していない
ということです。
それはニュースＺＥＲＯで報道された彼の手紙（YouTube「名古屋OL拉致殺人事件 獄中からの手記 闇サイト殺人事件
」）にもはっきりと「謝罪する気持ちは全く無い」と書いてありました。
殺人対象者を「黒髪で独身で・・・」と具体的に決めておいて、該当者を探して殺人したが現金６２０００円しかもっていなかったことが誤算だった・・・と書き記し、犯行時は５０回ほどもハンマーで５０回も殴打して窒息死させた。
死因は窒息死ですがその犯行は川岸と堀が行っているにも関わらず、神田は死刑、堀と川岸は無期懲役・・・・。
一つわからないことはあります。私が読んだ事件直後に公開された神田司のブログ（神田の知り合いが受け取ってアップしたもの）を読んだ記憶では、神田と堀が直接の犯行を行い、川岸は車の外にいたと書いてありましたが、ZEROで公開された川岸の手紙では、川岸と堀が直接の犯行で、神田の名前は出てこない。
神田は川岸の無期懲役にひどく怒っている様子でした。私の印象では、川岸は世の中を、人を完全になめており、かなり狡猾な人物だと感じています。
裁判所は、この人間に完全になめられている。
川岸については要するに、もう人間としては完全に壊れている人間だと思います。
手紙も書けるし一見壊れていないような感じだがいわゆる「錯誤」の状態になっていて、元々死を覚悟していた上に、世の中に対して開き直り、一般の人間では経験したことのない殺人までやってしまったことにより、一般の人間や裁判所の関係者を「何もわかってない滑稽な連中、愚か者」という目線でしか見れなくなっている。
こんな男を、自主したことだけを理由に殺人罪ではなく無期懲役にした裁判所の判断は
どうかしている！
終身刑ならばともかく（日本には終身刑は無い）無期懲役というのは、下手すれば１０年か２０年そこらで出所できるはずです。
私は無期懲役で、いつかこの事件を忘れた頃に、川岸がそっと刑務所を出所する。ということが許せないわけです。
自主したから無期懲役に減刑？
それによってこの事件が発覚したから？
ちょっと待て！
事件の首謀者は川岸で、同様の理屈からいえば
事件を計画しなければ、この残虐な事件そのものが無かったという理由にもなります。
つまり、自主行為は首謀したことによって相殺（そうさい）されるべきではないのか？
名古屋高等裁判所の裁判長下山保男氏はこの男がいつか出所する可能性を作ったわけでしょう。
私はそう思っています。
東北の震災と原発に国民の意識が向いている中で、このニュースを知らない人も多いのではないでしょうか。
YouTube「名古屋OL拉致殺人事件 獄中からの手記 闇サイト殺人事件 」
で手紙の内容を知ることができます。
みなさんは、このままで平気なのでしょうか？
私は、平気ではいられません。
三人とも死刑で然るべきだと思います。
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