久々の結婚式に行ってきました。
私とは一回りと少し歳下の従弟の結婚式。
従弟の中で、歳が一回りと少し違う従弟というのはどうしてこんなに愛情というか愛着というか親近感を感じるのでしょうか。
恐らく、私が学生の頃に丁度幼稚園くらいの年頃だったので、一番かわいい頃のことを知っているからかもしれません。
大きくなっても、ほとんど話したりする機会も無いのですが、なんといいますか、自分の弟や妹の様に思えるからでしょうか。
私の従弟は新郎側ですが、以前に新郎の妹が結婚した時も同じようなことを思いました。
皆さんはどうでしょう、結婚式で会ったときは、従弟に対して、自分としてなにかうまく良いことを伝えてあげられないかと色々と考えるのですが、結局考えた挙句の言葉は「おめでとう」の一言になってしまいます。
ほんっとうに、大阪に何年住んでんねんや!って感じですね。
大阪という所は、いうなれば府民がみんな吉本興業みたいなところなので、面白く楽しい冗談でも一発バシッと言えないと、っと言うか面白いことで人を和ませるということの価値観が他の都道府県よりも高い事は確かです。
そのために自分の価値を落としてでも、人を笑わせたり和ませたいしようとする人も多いですね。しかし、これは逆に東京の人の価値観から見れば、和むどころか軽蔑の要素になってしまうから難しいものです。
もちろん、ある程度以上に親しくなってしまえば、こんなことは関係ないのでしょうが。
てなわけで、従弟に言えたことは「おめでとう」だけ・・・・・・(^^; …妹の時もそうだったなぁ…)
けどこの言葉には色んな心と気持ちや願いが含まれています。
それを、従弟が自分の感性で読み取ってくれたら、それが一番良いと思っています。
てなわけで…、このブログでももう一度何かを書こうと思っていたのですが、色々と思い巡らしてもどれを取ってもなんだか野暮ったくて、結局「おめでとう」…。
こう言うのを「芸がないなあ…」って言うのでしょうね(汗)
夫婦って言うのは、端から見ていると何でもないように見えますが、どの夫婦も良く聞いてみると結構大変な悩みや問題を抱えていることが多くて、それを二人で考えて行くわけなんでしょうね。
何か判断出来ないことにぶつかったりしたら、遠慮せずに相談に来てくれると嬉しいですね。(すばらしい回答は出来ないかもしれないけど、こんなときは一人で悩み過ぎないほうがいいと思うから)
さて、場所は東京の恵比寿駅。
山手線の恵比寿駅から、恵比寿銀座通りの少し上り坂を歩いて行く。周りは住宅街で「こんな所に結婚式場なんかあるのかな……」と思いかけた頃に、小さな森に囲まれたQ.E.D.CLUBが見つかります。
なんでも以前はハンガリー大使公邸だったとか。その前は政治家の河野一郎さんの家だったとか。河野一郎さんと言っても昔の人しかわからないでしょう、今は衆議院議長で過去に自民党総裁、外務大臣、新自由クラブをやっていた河野洋平さんのお父さんです。
結婚式は一日一組か、午前、午後と一日二組しか取らないらしく、言ってみれば貸切のような感じです。
普通の結婚式場だと他家の結婚式なども隣で行われていて、自然と緊張したり気を使ったりしますが、そんなことは心配しなくても良い所で、とても良い式場でした。
今まで沢山の結婚式に出てきましたが、こんなにリラックスしてのんびりと出来た結婚式は初めてかもしれません。
式では色んなイベントや進行にも工夫がありました。しかし、クラブのオリジナリティーでもあるのでここではあえて紹介はしません。
ここの建物の裏側は芝生が敷き詰められて、遠くに東京の町並みが見渡せる感じ。夜だともっと綺麗なんでしょうね。都会のど真ん中で建物と芝生と林に囲まれ、ここには東京とは思えない静かな空間がありました。
私は、シンプルで、気を使わない結婚式が出来るというところが良かったと思いました。
こんな式場は大阪には恐らく無いでしょうね、強いて言えば、神戸異人館の近くにある、とある結婚式場や・・・そうですね、神戸には良く似た式場がいくつかあったかもしれません。
そんなこんなで、楽しい連休を過ごさせていただきました。どうもありがとう。