ギャンブル小説外伝「思い出の映画」--シービスケット-- |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ


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この映画は競馬をする人なら

見ているかもしれない。

家族から捨てられた青年が騎手になる。

愛する子供を無くした大富豪。

見捨てられた馬を見捨てない。そのため周りから見捨てられた調教師。

彼等が、一頭の見捨てられたサラブレッドを愛した。

小柄で強い馬は、ついこの間まで日本でも走っていた。

ディープインパクトだ。


この馬に携わった人は、ドラマ以上のドラマを味わっただろう。

この映画を見ていると昔の競馬がどんなだったかもよくわかる。


映画の最初にドラマの経緯として重要なシーンが流れるので


最初をよく見ておくとよい。



【概要】

小柄で暴れ馬、銃殺されるところをたったところを大富豪が2000ドルで引き取った。

日本でも、そこそこ人気のある馬は数億円で買われる。

買われるだけでも幸せかもしれない。

騎手はだれも乗りたがらない。

親に見捨てられた騎手(レッド)は、二千ドルの馬を手なずける。

調教師はサラブレッドにすら成れない馬の怪我の世話までした。

大富豪は夢を持ちながら、馬と騎手を家族のように大切にする。

馬の名はシービスケット。

そんななかで、シービスケットは育つが、その運命は?

騎手(レッド)の運命は・・。