--夜--
口付けを繰り返しながら、
両手で薄いシャツを胸の上まで捲り上げて、
背中を優しく擦った。
彼女は私のネクタイを外して、
両手でゆっくりボタンを外しにかかった。
何度も何度も見つめ合っては
口付けを繰り返した。
冷たくて張りのある背中を
抱きしめたり擦ったり・・・。
彼女は私の服のボタンがもどかしくなり、
2,3段外した後は、両手を腰に廻して
アンダーウエアごとズボンから引っ張り出した。
私は口付けの間は両手を胸に持ってきて、
親指や一指し指で硬くなった乳首を転がした。
彼女は私の方に寄りかかりながら、
ベッドの方向に押していって、私を押し倒した。
まだボタンの付いたシャツを弄り、私の胸を見つけて
両手で擦りながら、胸に口付けを始めた。
私は、それにまかせて、彼女の上着と下着を一気に脱がせて行った。
そして、自分のズボンも下着ごと脱ぎ取った。
「んんーーっ・・・」と声をだして、
(シャツのボタンが邪魔だ・・)・・・と訴えてきた。
私は、右の太ももを彼女の股間に押し付けながら
自分のシャツの、ボタンを外していった。
彼女は両手でシャツを左右に開いて、
私の胸を弄り始めた。
私は自分のシャツを取って、彼女の上着を
下から捲り上げた。
上着が顔と頭を超えた途端に、
バサッと彼女の長い髪が落ちてきた、
その時の彼女の髪と表情の美しさに
ゾクッとした。
互いに代わる代わる
快楽の源を弄りあった。
彼女はまた、私をベッドに押し倒して
私の上に跨ってきた。
互いに一つになり、見つめあって、
そのままにまかせていると、
彼女はだんだん自分の世界に入っていった。
そのまま何度も果てた、
私は彼女の中に全てを出し切り、
彼女は全てを受け入れた。
そして、互いに抱き合って、死んだように寝た。
