連日投稿しております「♯質問きてた」、このネタはFB、DM等できていた質問や過去に受けた質問に対してブログで回答をしていくというシンプルなものです。経験談が多いので実話に近い話です。皆様のお役に立てたら嬉しいです。
経験と知識の両方を得られる
夜間部はその名の通り、昼間の時間帯は仕事をして、お金を稼いで、夜の時間帯に学校に通うというものです。主の場合、18時〜22時までが授業時間でしたので家に帰るのは本当に遅くなることが多く、仕事も観光業界の会社で勤務し、それを履修科目の1つとして捉えてもらって単位をもらっていました。
夜間と昼間の大きな違いはほとんどありません。
学ぶ科目ややることはほぼ同じです。
違う点としては夜間部は8割の人間が昼間旅行会社で研修をおこなっているので実践的な知識や経験を得られるのです。
遅刻とサボりの常習
夜間部は先ほども言ったように仕事をして学校へ来ます。
朝早くから出勤して、パソコンと睨めっこやツアーの計画、
お客様からの要望を電話で受け取ってそれをガイドに伝えて、
さらに直近のツアーを見返して何が足らないか判断して
自分で揃えてやったりとやることはほぼ正社員と変わらない。
なので夜間部の多くの学生は疲労と面倒な気持ちとのバトル
主は常にこれだけ休んだら単位が取れないということや、
時々あるのですが遅刻してしまい1限に間に合わないから
2限から滑り込むとか。それ今でも夢でやります。【笑
なので残業で遅刻だったり、疲労で休みなんてのは
多くありまして、留学生説明会や就職説明会、面談といった
昼間に行われることがある場合は仕事を1日休んだりします。
こんなこと言うと怒られますが、夜間部の人間は昼間の人間を下に見ることがあり、昼間の人間は夜間部の人間を下に見ることがあったりもします。やっぱりそこの壁や溝はありますね。
科目
主な科目としては旅行業法、添乗員、接客マナー、ツアー研究、ビザ発給に関する知識、旅客業法といった旅行にまつわる関係が非常に多いです。間違って勘違いしてはいけないのは学校に通うから頭が良くなるとか、それに詳しくなると言うのは間違い。
旅行業において学校で習ったことだけが生かされる世界はないです。私の場合、日本と海外で経験してきたのでわかります。日本のインバウンド、アウトバウンドの中で一番多いお客様は中国や韓国のお客様です。そうなると中国語の能力や英語の能力、韓国語の能力など普通の世界ではあまりフォーカスされずらい能力が旅行業界ではすごく重宝されます。
なので学校に行きながら、学校の勉強以外にも中国語、韓国語、ベトナム語、英語といった語学の勉強、簿記などの数字の勉強、危険物取り扱い、普通免許、秘書検定、地理検定、国旗検定、世界遺産検定といった関係ないように見えて繋がるものを勉強しないといけません。
だから夜間部はその点ではお金があるので本を買ったり、たとえば仕事が休みの時や自由に休めるときは学校がはじる時間までそういった勉強をしたりして自由に使うこともできます。
基本基礎としてはほんとに高校生を振り返るような感じです。
観光業を目指す上で必要なことは(実体験)
観光業には色々とあります。
1. ランドオペレーター
2. 添乗員
3. カウンター業務
4. ツアー作成
5. ツアー補助
花形ともいえるのはやっぱり添乗員とランドオペですね。
しかし添乗員はお客様を超える知識を持ちながらも、
それを誇示せず、お客様の話に耳を傾けないと
人気な人にはなれないものです。
ランドオペについては楽なように見えてきつい仕事です。
お客様にとってはランドオペの人間はその地の
プロフェッショナルとみられますので
どうしても要望はとても大きく恐怖症になりやすいです。
例:
ある男性がハロン湾を希望してきました。
あなたならどうしますか
普通ならここは有名なのでと有名どころを取ると思います。
しかしランドオペの場合、お客様の目的や団体が苦手が得意かを見極めて提案します。なのでときどき、プライベートツアーでこれぐらいの値段です。で高いとも言われます。
そしたらガイドが直接チケットを買って、英語ガイドで乗れば安いですよとしますがそのツアー初日は本当に事故がないかひやひやします。また前日前々日にはしっかりと諸連絡をこまめにしたり航空券の手配漏れや各種の手配漏れがないか英語で確認したり現地語で確認したりします。
また「現地調査」も仕事の1つです。
ホテルや場所に出向いて、そこの特徴を一語一句理解して、
特徴をメモしてツアーに生かします。
私の場合、やりすぎてマフィアに絡まれそうになったり、
事件に巻き込まれそうになったりしますが
だいたい決まってそういったのを好みます。
あとお客様の中にはエッチ系が好きな人もいますので
現地の穴場という穴場を回って
どれが一番いいのかも確かめるのも1つの仕事。
昔旅行会社でツアーをやっていたときに先輩に言われたのは
「家でご飯を食べるな」です。
なぜなら現地の料理はたーーーくさんあるわけで
そこを全部食い尽くして遊ぶには家では物足りません。
この場所を紹介してください。
正解はいくつかありますが主なら
「この場所は現地人が好むバイキング店です。現地の方は生の状態のものを見て、それを目の前で焼いてもらい食べる習慣が多く外国人でも安心して頼めるのが特徴です。しかしここで試練になってくるのが「いくらですか」の「いくら」の相場。相場的には万が10万ドンにならない程度。おいしく気持ちよく食べられるこの店を私はとても好みます。あの味の虜です。」
と説明するかもしれません。
もしくは
「この店は中心部からも多少離れてはいますが、現地食、現地の人の習慣を知る上ではとても大切なスポットです。亜熱帯地域ならではの夜間涼しい時間帯に友達や家族と触れ合うその時間の大切さを分かち合う。これがベトナム人がアフター6を大切にする原点とも言えます」
的な感じに毎回レポートバンバンです。
添乗員も同様ですよね。
みなさん、ご存知ですか、ベトナムはフランスと中国の両方の勢力が大きく、二つの食文化が大きく関わっています。たとえば日本ではあさりやはまぐりといった海の幸を好みます。しかしベトナム人の多くはカルシウムが高い食物、ビタミンが強い食物、また貧困国であったことから簡単に取れる食べ物でフランスの食文化にも近いタニシといったオムナイトに近い食べ物を好んで食べます。そのため独特な個々人の作り方も存在し、1つの貝料理でも複数の味の楽しみ方があるなどベトナム最高といえる状況が多数ございます。
さらにベトナム人の健康の秘訣や美の秘訣はビタミンや野菜の摂取といった食生活に大きく、ファーストフードや添加物の多い食事を好む人はやはり太り、肌も荒れますが、田舎の女性などは化粧せずとも美人さが際立つ方が多く、化粧詐欺の逆のバージョンが正月に見れるのが面白いです。
現地のバスも日本とは交通ルールが異なります。日本は安全の観点から180度全開ですることはダメですが、ベトナムでは基本的にフルフラット方式です。フルフラット方式で足元に靴入れがあり、そこに靴を入れてくつろぎます。
出発進行、まるでハリーポッターの映画に出てくるバスのように急発進したバスはぐいぐいと走り出し、体が吹っ飛ぶぐらい大変な思いをすることも少なくないです。
とこんな感じです。
これらを観光学科では学ぶのです。
その弊害は好奇心が勝ちます。