娘、しろみちゃん、現在4歳2ヶ月。
2Eギフテッド(高知能&ASD)とされている。
5月中旬、娘の発達外来に行ってきた。
今回は、娘はいつも通り幼稚園に登園させて、病院は母親だけ、つまり私ひとりで行ってきた。
ここにも書いたが、
↓
今回の診察で、娘の自閉の度合いがどんなもんなのか、初めて聞いてみたいと思っていた。
診察の終盤で、聞いてみた。
自閉スペクトラム症なので、自閉の傾向がありますよね。
よく自閉症の方だと軽度とか重度とか見かけるんですが、しろみちゃんのようなタイプ(※アスペルガー系)の子だと、どうなんでしょうか。
先生の感覚でも構わないので、しろみちゃんの自閉の度合いが軽いのか重いのか、どう思いますか?
※このへんの言い方とか名称とか捉え方とか、デリケートな感じがするので補足を…不要なら読まずに飛ばしてください
∶この担当医が最初の診察でザックリ発達障害、自閉スペクトラム症についての説明をしてくれた時に、縦軸「空気読める度」、横軸「知能指数」として、4つのエリアにわけて「定型」「アスペルガー」「自閉症」「知的障害」、それぞれの間にグレーゾーンがあり、空気読めない度(自閉)が同じなら知能指数が違っても困りごとは同じでみんな支援や配慮がいるので全部ひとくくりで自閉スペクトラム症と言うようになった…みたいに説明してくれたので、それに基づいて話をしています。
あくまで素人向けの導入段階での説明です。
担当医の方針は「お母さんに必要なのは発達障害ではなくしろみちゃんを理解すること」なので、一般的な全ての自閉スペクトラム症や発達障害についての理解や知識を私が深める必要はなく、しろみちゃんを知るヒントを得る程度に少しだけ(せいぜい2冊でいいと言われた…3冊か4冊ぐらい読んでるけど)本を読めばじゅうぶん、と。
あくまで我が家の場合ですし、この担当医の考えです。
それを聞いた上で私がどうするかも、あくまで私の判断に過ぎません。
で、私の質問に対して、腕を組んで頭を上にやったり下にやったり、漫画のように分かりやすく悩み始める担当医。
うーん…うーん…って唸りながら(笑)
そんなに難しく考えるってことは、軽度なのかな?と思いきや、
「女の子にしては重い方だと思いますが…」
って、重いんかい!!
心の中で突っ込んだわ。
(「女の子にしては」もデリケートかもしれないけど、あくまでこの担当医の話だと、そもそも男女で脳が違うので、男の子の方が特性が出やすく、女の子は特性が見えにくい(本当は苦しんでるけど男の子よりは空気読めたりコミュ力あったりで表に出にくい、気づかれにくいことがある)とか、そもそも昔は発達障害は男の子だけのもので女の子にはないと思われてたぐらいだとか、通院開始当初にそういう話があった上での発言です。)
「女の子にしては重い方だと思いますが、女の子なので、成長とともにカバーできるようになって一見自閉じゃないように見せられるようになる可能性が高いと思います。特にしろみちゃんは知能が高いので、経験を重ねて学んでいけるので。」
経験して学んだからうまくやれるけど、本人の中ではすごく神経を使ってるし、定型の人に比べたら同じ対応しててもすごく疲れますよね?
「そうです。」
経験したら分かりますけど、経験してないケースに出くわしたら全然うまくできませんよね、定型の人なら空気読んで察して応用で出来るようなことでも。
「そうです。そのとおりです。」
私自身が、そういうタイプだったので。
教えてくれたら分かるのに教えてくれないと分からないって、ずっと思ってました。
でも教えてもらわなくても何となく出来たり分かったりする人も多くいるんですよね。
「そうですね。」
もう、あえてどちらも断言はしないけど、しろみちゃんだけじゃなくて私もアスペルガーもしくはアスペルガー疑いの体で話が進む。
通院初期のころに、しろみちゃんタイプが思春期や大人になってから起こり得る特徴を説明してもらった時に、私は心当たりがありまくりで。
先生の話聞いてたら私もアスペルガー症候群かとおもいました、って正直に言ったら、
「僕もこの仕事始めたら僕ってアスペルガーだったんだな〜って思いましたよ〜(ニッコリ)」って言ってたな。
なんか補足ばっかりになっちゃったけど、この話はこれで終わり。
今回の診察の他の内容も落ち着いて記録したいけど、できるかな。
次の診察(7月)までには…今月中には記録し終えたいな…。
担当医から本は2冊読めばじゅうぶんと言われた私が手を付けた4冊は、こちら。
購入順に。
↑読みかけ。
まだ幼児だから該当箇所の年齢になってから読もうかと。
序章だけでも当時は泣けた。
孤独だった気持ちが、誰かに分かってもらえたような感じがして。
↑かなり易しく書いてある印象。
参考にはなった部分もあるけど、今のところあんまりしろみちゃんに活用できる内容はなかったかな…。
これから色々出てくるのかも。
感覚過敏、聴覚過敏は、読んだ当時はしろみちゃんにはないな〜と思ってたのに最近バリバリ出てきた。
↑当事者の声、とりわけ、かつてそういう子どもだったけど特に周囲からの支援も配慮も理解もなかった時代を経て大人になった人の話もあるのが興味深く、文字の大きさや量的にもすぐに読み終えることができた。
ギフテッド教育の歴史も興味のある分野なので含まれていて良かった。
我が子の育児の参考になるかどうかはともかく、いろんなケースがあるんだな、と俯瞰して見る感じ。
↑すごく読みたくて買ったのに読みかけ!!