こんにちは。


少しずつ騎馬武者を作ってます。

今回は、兜、箙(えびら、矢を差し込んでおくもの)、弦巻(つるまき、弓の予備の弦を巻いておくもの)などの装備の製作が中心です。

まず箙です。材料は「U」字型のプラ材です。これを短くカットして、友禅折紙を巻き付けました。



華やかでいいですね。

通常の折紙よりも立体的で模様も和風で凝っているので、今後は直垂にもこの友禅折紙を使う予定です。


弦巻の製作です。

途中の写真はこれしかありません。

プラ板を四角にカット

両面テープで複数枚重ねる

真ん中をピンバイスで穴開け

爪楊枝に固定して、ヤスリで丸くする

という工程です。

これを1枚ずつ剥がして、2枚1組で、間に薄いプラ材を挟んで接着していきます。


兜は、ドイツ軍ヘルメットをヤスリで削って形を整え、お湯マルで型取りし、UVレジンで複製しました。

複製したものに、黒い厚紙で錣(しころ)を付けました。右下は黒く塗装したものです。


馬には「たて髪」がないと締まりません。

割り箸に両面テープを貼り、ラドール粘土を盛り、カッターの刃で毛の紋様を形成しました。

乾いてから、適量を割り箸から剥がして馬に付けていきます。


ちなみに源平時代の武者たちも馬にたて髪がないと様(さま)にならないと考えていたようです。

平家物語の「競」の章に、源頼政が挙兵したときに、頼政の侍、渡辺競(わたなべ きほふ)が平宗盛から名馬を奪い、頼政のもとに馳せ戻った後、この名馬のたて髪と尾を切ってから返却し、平宗盛が激怒したという話があります。


さらにちなみにですが、この話に出てくる渡辺の一党は摂津国渡辺に居住していた武士団で、みんな下の名前を漢字一文字にしていたそうです。競の他にも、授(さづく)、唱(となふ)などが出てきます。

みなさんの周りに渡辺姓で下の名前が漢字一字の人がいたら、もしかしたらこの名高い一族の末裔かもしれないですね。


箙、弦巻、あと今回写真では紹介できなかった背中の組み紐を加えた騎馬武者の後ろ姿です。




尾もラドール粘土で作る予定ですが、折れやすいので最後につけるつもりです。


今日はここまでです。

やっぱり騎馬武者はいいですね〜