こんにちは。
木曽殿最期の製作です。
今回は、巴御前の馬上姿を作ります。
ドイツ将校セットの人形をそのまま使ってもいいのですが、せっかくなので以前、ランナーと真鍮線と工作用コードで作ったこちらの関節可動人形をベースにします。
もちろん、後で女性の顔に取り替えます。
このままだと直垂を着せづらいので、肉付けします。
何を使って肉付けするか、いろいろ考えましたが、、、
マスキングテープをぐるぐる巻き付けました。
お手軽で、時間もお金も手間もかからない、最強の肉付け材料ですね。
その上に直垂として折り紙を貼り付けていきます。
前回の能登殿最期では布生地を使いました。あれはあれでよかったのですが、模様が選べないので、今回は折り紙に戻りました。
そして前回紹介した女性作業員の顔を、、
取り付けました。
右に振り向く姿にしたかったので最初からこの向きに取り付けました。いつも通り真鍮線でつなげたので微調整可能です。
胴体前面の弦走(つるばしり)を付けました。
次に、黒の厚紙に別の模様の折り紙を貼って、短冊上に切り、、、
脛当てです。両面テープで貼って、その上から糸で縛ります。
この後、籠手も同様に付けました。
続いて鎧です。
この時の巴御前の装束は、平家物語(八坂本)では、「萌黄匂(もえぎにおい)の鎧をき、」とあります。
匂とは縅の色が上から下へ色がだんだん薄くなっていくものです。
具体的はこういう感じです。
逆に上から下に色が濃くなるのを裾濃(すそご)と言います。
例えばこれは紫裾濃(むらさきすそご)です。
作り置きの縅を組み合わせて、、、
大袖や草摺を作りました。
馬の下塗りもしました。
平家物語(八坂本)によると、巴御前はこのとき月毛の馬に乗っていたそうです。
巴御前を乗せて、、、
萌黄匂、いいです。
今日はここまでです。
やっぱり鎧武者いいですね〜













