こんにちは。


前回で「能登殿最期」は完成しました。

次は何を作ろうか考えたのですが、机の上には色とりどりの鎧の材料が置かれたままです。

また脱線して製作した、手足の可動化を目論んだ人形も置いてあります。


鎧を作りかけのままにしておくのも気になるので、できるところまで作ってみます。

上の写真の、下に写っているのは以前にも説明した、黒の厚紙を二つに折り両面テープを貼って刺繍糸を巻いて、片方を切り離した物です。

上は、2mm角棒を3本接着したものです。何に使うかというと、、、

こんな感じで2mm幅に切るために使います。

切るのは「別たち」です。


短冊状に切ったものをマスキングテープで裏でつなげて、大袖、草摺などを粗々作っておきます。


白糸縅を切り分けるときケバだったり糸が取れたりしたので、残りの色の縅を切り分ける前に、アクリル絵具用のペンチングメディウムを塗って固めておきました。


白糸縅と緋色縅


白糸縅もかっこいいですね。

絵巻物などを見ると白糸縅の鎧を着た武者を意外とよく見かけます。


紺糸縅と萌黄縅


せっかくなので、ランナーやプラ棒だけで人形を作ってみようと思います。

まず腰部分。

ランナー枠のT字部分に、0.6mmの穴を開け、0.5mmの真鍮線を瞬着で固定して、同じランナー枠から切り取ったものをつなげました。

さらに膝から下部分として2mm丸棒をつなげます。

上半身も。


プラ棒に穴を開けるのが面倒になり、何か代替できるものはないか、机の周辺を探してみると、

よさげなものがありました。工作用コードです。

中の銅線を抜けば、中空の棒になります。

さっそく肘から下の腕部分で試してみると、

いい感じです。

足の先(これは1mm角棒)も付けて完成です。

顔と手首は後で調達予定です。


今日はここまでです。

やっぱり鎧武者いいですね〜