明けましておめでとうございます。


鎧武者の製作の続きです。

胸板部分である弦走(つるばしり)の模様をどう表現しようか悩みましたが、、、

自分で塗るのを諦めて、模様付きの折り紙を縮小コピーして貼り付けてみました。

まだ柄が大きいような気もしますが、これでよしとしましょう。

右胸の栴檀板(せんだんのいた)、左胸の鳩尾板(きゅうびのいた)も作ってみました。


馬を青毛にしました。

もしかしたら後で、黒鹿毛にするかもしれません。


馬上の武者の装束を変えます。

赤糸縅と同じように、プラ棒にアクリル絵具の緑を塗って、、

大袖や草摺を作り、仮付けしてみました。

平家物語に、

「赤地の錦(にしき)の直垂(ひたたれ)に、萌葱縅(もえぎおどし)の鎧着て、、」

とある場面を表現しました。

なぜか子供の頃から、萌葱縅の鎧が好きなんですよね、不思議です。

この胸板も折り紙の縮小です。

さらに、立ち姿の背中に製作途中の兜を掛けました。

これも平家物語に度々出てくる、

「甲(かぶと)をば脱いで、高紐(たかひも)にかけ、、」

の表現です。

これも好きな姿で、これをやりたいがために、烏帽子にしたのです。


お正月にふさわしい晴れやかな衣装になり、なんだか嬉しい気分です。

本年もよろしくお願いします。


今日はここまでです。

やっぱり鎧武者いいですね〜