夜エコーを当てに来てくださった特定看護師の方に聞いたのですが、
私 弁の逆流が二ヶ所あったようです。
心臓の4つの部屋それぞれにある弁の内、
2つがちゃんと機能していない。
初耳です。驚きました。
でもその内の一つは入院当初よりも良くなっていて、逆流は減っていると言われました。
心配なのはもう一つの弁の逆流で、これがなかなか問題のよう。
それをアーチストという薬を徐々に増やし良くしていきたいとの事です。
最近エコーの際などにちょこちょこ自分の飲んでいた薬の事や、今までの治療についてお話を聞く事が出来たので 今日はそれについて書きたいと思います。
【カルベジロール-アーチスト】
今徐々に増やしている薬です。
今私はこの薬に今後の人生をかけているといっても過言ではありません。
この薬が上手く効いてくれれば、
完治はしませんが心機能が良くなる事で心臓の下部も動き出し、そうなれば弁の動きが戻り、更には大きくなった心臓も小さくなる可能性があるのです。
また今出ている不整脈と弁の逆流も抑えられる見込みがあります。
という事は恐れている手術やICDの埋込みを避ける事が出来るのです!!
そんな凄い薬をなぜ初めから使わなかったのか、
と最初思いましたがこの薬を使うには様々な段階を踏まなければいけないようです。
簡単な流れ
①【利尿剤で体に溜まった水を抜く】
そうする事で体内の水分と血液量も一緒に減らす事ができ、同時に心臓の負担も減らす事ができます。
(私の場合上手く点滴も内服もなかなか効果が出ず長期戦になりました。)
このはじめの段階で上手く行けば心臓の動きも回復出来たのですが、私は失敗に終わりました。
様々な利尿剤を飲みましたが、
最終的にサムスカという利尿剤に頼っています。
胸水腹水が引けた現在は、サムスカを一日半錠ともう一種類の利尿剤(スピロノラクトン)を朝に3.5錠飲んでいます。
以前サムスカを一日2錠飲み引水量制限されてた頃は、喉が渇きすぎて辛かったのを覚えています…。
ただこの薬私の体に驚くほど合い、その効果は絶大で1日4ℓものお小水が出たこともありました。
サムスカは割と新しく日本で作られた薬で、現時点で心不全患者にサムスカを使えるのは日本のみだそうです。更にこの薬の調整はとても難しいらしく、国内の病院でも取り扱いが無かったり、上手く使いこなせている病院はまだ多くないと聞きました。
②【強心剤で心臓を叩き動かす】
当時使っていた強心剤は
ドブタミンとミルリノンという点滴薬です。
私は当初この点滴だけでは上手く心臓が動いてくれず、以前記載したバルーンパンピングという機械を足の付け根から入れて更に心臓の動きを補助してもらいました。
そしてやっと心臓が自力で動き始め、強心剤だけでも大丈夫と判断されたところで機械を外してもらいました。
そこからは強心剤の点滴の量を徐々に減らし
その分を内服薬に切り替えつつ、
もう内服薬だけでも心臓が動けるようになっていると判断されたところで、アーチストの登場です。
③【アーチストで少しずつ心臓を休ませてあげる】
せっかく心臓が動いてきたのに休ませていいの?
と思いますが、上記の強心剤は副作用として不整脈がでやすくなったり、心臓を叩き動かすくらい強い薬なので長期的に使うものではないそうです。
私の入院している病院ではICU内でしか使う事の出来ない点滴でした。
点滴の強心剤で動き出した心臓を、少しずつ安定させてあげるのがアーチストの役割になります。
このアーチストという薬は最高で20mgまで使えます。しかし私は初め0.625mg(一錠の4分の1)しか飲めませんでした。
というのもこの薬は血圧を下げる作用もあるのです。
もともと私の血圧が80台〜90台と低く、またかなり慎重に治療を進めていただいている為、微量ずつしか上げられないと言われました。
とりあえずこれを入院中に6mgまで増やす事が目標らしいです。(果てしない…)
ざっと書きましたが、現在心臓の薬はアーチスト含め計3種類服薬しています。
エナラプリル:レニベースという心臓の負担を軽くする薬も強心剤の点滴を減らしていく時から徐々に量を増やし今は最大量飲めています。こちらも血圧を下げる作用有。
また、ジゴシンという心臓の収縮力を高める薬も現在飲んでいます。
そして以前もチラッと書いたプレドニンというステロイドです。
ステロイドを使う事で急速な回復を見込まれましたがすぐに効果は出ず、かといって今回の謎の回復は何の薬が効いてくれたのかわからない為、今もステロイドは4週間に一度量を減らしながら飲み続けています。
またステロイドの副作用として骨が脆くなる可能性があるので1週間に一度その予防薬(ボナロン)も飲んでいます。
あとはカリウム補充の薬や感染症を予防する薬、胃薬も服薬しております。
と、これが今現時点で私が知った情報です。長々すみません。
でもまだまだ無知です。病気に関しても、自身の検査結果の数値に関しても、何も知りません。
また詳しく知る事が出来た時には、記録としてブログに記載していきます。
最後にちょっと余談です。
ちょくちょく出てくる循環器内科の教授ですが物凄いお方だそうです。
心不全の専門医で国内だけでなく海外でも名前が通る程の方と聞きました。
その教授がいらっしゃると、他のお医者さまはシャキッと背筋を伸ばす。そんな先生方の様子を見たら私も緊張して、ベッドに腰掛けていても背筋を正し手はお膝の上です!!
その教授がかなり慎重になって診てくださっているくらいなのだから、この年齢でかなり酷い心不全だったのは言うまでもありません。
教授は私が一般病棟に移るかどうかを決める際も「点滴取れたけど一応ICUに置いておこう!」と言っていたそうですが、
私の精神状況を知っていた特定看護師さんが「ましろちゃんはそろそろ日の光を見なければいけないですよ」となだめて「たしかに」と納得され一般病棟行きが決まったそうです。
とても過保護にしていただきました…