火花
火花
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又吉 直樹
文藝春秋
売り上げランキング: 222

 

芥川賞受賞作の火花

お笑い芸人の又吉さんが書いたってことで

話題です いまだ読んでなかったので 読んでみました

 

大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。

熱海湾に面した沿道は白昼の激しい陽射しの名残りを夜気で溶かし、

浴衣姿の男女や家族連れの草履に踏まれながら賑わっている。

いきなりこんな感じの 文体で始まります

漢字が多くて表現も難しげ

日頃小説をあまり読まないので 

これは 読み切れるかな?と少し不安になりましたが

読んでいく うちにこの文体にも慣れました

でもなんだか後半は 文体変わってる気がするんですが・・・

 

内容は筆者又吉直樹が経験している芸人の世界の物語を

主人公徳井が先輩芸人神谷との交流の中で

語っていくものです

 

はじめは癖のある先輩芸人神谷を自分は好きになれませんでした

次第に笑いに対するこだわりの行動なんだと理解しますが

ちょっとやりすぎかなって感じました

 

最終的にはハッピーにはならないエンドですが

自分はこのエンドも現実的だと思います

まあ先輩神谷の最後の行動はさすがにやりすぎだと思いますが・・

 

 

全体に面白いと思います

登場人物も少なくて個性的なので覚えやすい

文学作品を日頃読まない私には 

楽しめる作品でした。