ダウンヒルバイクで通勤してみた
シャチョーの高田です。
またまた自転車絡みのエントリーで恐縮です。
今週末、お世話になってい「Bike Shop玄武」さんのイベントで
ダウンヒルのメッカ富士見パノラマに行く事になってるんですが、
実は富士見行くの初めてなんですよ。テヘ♪
いや、他の場所は何度もあるんですけど、
富士見と言えばハイスピードダウンヒルで怪我人続出で有名な場所。
調子に乗りやすいワタクシは年齢も年齢ですし、
怪我への不安があって遠慮してました。
しかし、ワタクシ以上に調子に乗りやすい弊社のAD fukudaが
毎週のように行ってても別段大けがするワケでもなく、
「こりゃヲッチャンでも意外と大丈夫なんぢゃね?」
というワケで、決心しちゃいました。エヘヘ
とはいえ、流石にいつも使ってるハードテール
(リアにサスペンションが無い自転車)
では吹っ飛んで行きそうな気が200%してますので、
こりゃ背に腹はかえられません。
ゆっくりゆっくり自分の理想のDHバイクを仕上げようと思って、
おウチの中にそっと出番を待ってるお宝のフルサスフレームを取り出し、
今までダウンヒルで使ってた自転車より
パーツをはぎ取り、組み上げる事数時間。
完成したらいつの間にか朝になってました(何やってんだオレ?)
で、そのお宝ってのは
ぢゃ~~ん!!

MTB・ダウンヒル・ワールドカップチャンピオンを産み出した
英国ORANGE社を代表する名作フレームPatriot 66デス。

そして、パーツをはぎ取られ可哀想な姿になった
同ORANGE社のフリーライドフレームSUBZERO
ORANGEなんてメーカー殆どの人は聞いたことも無いですよね。
実は私もまったく知りませんでした。
その出会いは昨年のはじめ。
今まで狂ったように乗っていたバイクは少し控えて、
自転車に乗り始めようと思い立ち、専門店に行った際、
そこで一際異彩を放ち、他とは一線を画す自転車がありました。
そう、ソレがORANGEだったのです。
その一目でわかる極太の特徴あるダウンチューブは、
マーケティングで売れるからと言って、他社のものを丸パクしたような
どこぞの製品にはない、圧倒的なアイデンティティがありました。
自分たちの正しいと思うポリシーが宿った製品は、
ある意味奇異にも映りますが、しかし時代を超越する魅力がありますよね。
モノ作りを生業にする以上コレは放っておけません。
(弊社のコーポレートカラーorangeと社名が一緒なのも気に入った要因)
もう、これしかない!
と思ったんですが、値段を見てびっくり!
(当時はたかがチャリに数十万なんて出せるか!と思ってました)
で、ついマーケティングが上手なTREKなんかを買っちゃいました(おい)
しかしそれ以後もずっとずっとORANGEの事が頭から離れず、
アレコレ調べてみると、現在日本国内に正規輸入代理店もなく、
入手が困難とのこと。(あのORANGEは最後の1台だったのだ)
手に入らないと分かった途端、欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて…
で、昨年なんとか極上のPatriotを入手成功。(最初から買えよ)
その後も病気は治まらず、今では用途の違うORANGEが4台も。

最近はウチの中がORANGE畑と化してます…。ハハハ

で、なんとか完成したPatriotですが、
全部自分で組んだ自転車で、
ぶっつけ本番のダウンヒルをやる程命知らずではありません。
というワケでサスやギアの調整、ブレーキの慣らしも兼ね、
通勤で使ってみたんですが…。
お、重い。
長いサスや太いタイヤも相まって、とにかく重い。
ダウンヒル用だから多少重いのは覚悟してたんですが、
まさかここまで重いとは…。完全にナメてました。ハイ
いつも通勤で使ってるピストや、
先日おろしたチタンフレームのMTBと比べると、
多分倍ぐらいの重量があります。
で、あんまり重くて、汗をかきまくり。
思わず通勤途中で銭湯寄っちゃいました。ふぅ。

何やってんだオレ?
