皆さんおばんでした!



今日はブロックの評価指標について、、




ブロックのスタッツで"ブロック決定本数"ってあると思うんですけど、ブロックの貢献度を測る上では少しマッチしていないかな?と思っています。

何故かというとブロックの役割は、
①相手の攻撃を止める。
②相手の攻撃にタッチして弱める。
③相手のコースを制限(誘導)する。
の3つがあると思いますが、"ブロック決定本数"だと①の役割が実行されて、尚且つ得点した場合のみしかカウントされないからです。

"ブロック決定本数"では残りの②と③の役割が評価出来ません。

コミットやゲスを繰り返していれば2得点/setくらいは出来そうな気がしますが、現在ではリード主体で状況によってコミットやオプションを組み合わせるのが効果的な戦術だと思います。

ですので、"ブロック決定本数"が多い=効果的なブロックが出来ている!とは言い切れないのではないかと考えます。
(手の出し方が綺麗じゃないとブロックポイント取れないけど)



ブロックをした事による結果を大きく分けると、
①相手の攻撃を止め得点する。(ブロックポイント)
②相手の攻撃を止めラリーが続く。(相手がリバウンドを取った場合も含む)

③相手の攻撃にタッチし失点する。(ブロックアウトや吸込みなど)
④相手の攻撃にタッチしラリーが続く。

⑤相手の攻撃にタッチせず失点する。(相手のスパイクポイント)
⑥相手の攻撃にタッチせずラリーが続く。(ブロック&フロアディフェンス?)
のいずれかに分けられると思います。



⑤と⑥はフロアディフェンスとの兼ね合いもあるので、ブロック単体の効果を評価するのは難しいと思います。

ですが、①〜④はブロックタッチしたパターンですので、ブロックの効果を評価する上で関連が大きいパターンだと思います。

その上で、
①100pt
②50pt
③-100pt
④50pt
みたいに重み分けをして(ブロックポイント1本と、ポジティブなブロックタッチ2本の価値が等しいかは分からない)、それを出場set数で除した数値だと、1setでポジティブなブロックタッチがどれだけ出来たか?というのを少しは表せるのではないかと思います。
(コースの限定については評価しきれていないけど)



つまり、この指標は、
・1setのうちにどれだけポジティブなブロックタッチが出来たか数えます!
・そのうちブロックポイント取れたら素晴らしいからポイントアップ!
・でも、ネガティブなブロックタッチは減点ね!
っていうかんじになります。

ゲスって振られまくってるけど1本だけブロックポイントを取ったプレイヤーよりも、粘り強くブロックタッチをたくさん取っているプレイヤーの方が貢献度が高いと思うので、こういう指標の方が適切な評価が出来るのかな?と思います。



もしこの指標を使うんだったら、2枚ブロックで誰がタッチしたか分からない場合とか、タッチしてるかしてないか微妙な場合は、面倒くさいけど後からビデオで確認するしかないですね笑

中学生や高校生も正の字で数字取ったりしてると思うんですけど、自分達で考えてスタッツを作ってみても面白いかもしれないです!



以上、ずっと前から考えていたブロックの評価指標案でした!

他に良い案があればコメントで教えて下さい!笑

したらばっ!