皆さんおばんでした!
先日、「オフ期間に入る前に、みんなにレクチャーしておきたいことがある!」といって、エドが講習会を開いてくれました!
1日目は座学、2日目は実技編を行ってくれました!
テーマは「ケガをしない身体作り」です!
アメフトのトム・ブレイディ、テニスのロジャー・フェデラー、野球のイチロー、、
彼らは40歳を過ぎてなお、何故トップクラスのパフォーマンスを維持できるのか?
という事を研究するため、彼らの生活や食事、トレーニング、著書を数年間に渡って追っているそうです!
(イチローはここ数年でその対象に加わったらしい!)
それに伴って、エドはバレーボールの方法論のみではなく、解剖学、生理学、栄養学といったスポーツに関する分野を幅広く研究しています!
その結果から、エドが僕たちに伝えてくれた事の一つが、「スポーツ=不健康」という事です!
人間の身体は、1日に100回ジャンプするようには出来ていないし、1日に100回スイングするようにも出来ていません!
適度な運動は健康的ですが、アスリートがするような過度な運動は健康的ではありません!
だから、僕達は競技寿命を延ばす為にもその事を意識しなくてはならない!
身体を休ませなくてはならないし、ケアもしなければならない!
という事でした!
ここまではよく聞く事です!
ですが、日本式のバレーや野球の練習はジュニア世代から一日中行う事が当たり前なので、その事実に衝撃を受けたらしいです!
日本は長い練習によって選手の平均寿命を縮めているようなものだと言っていました!
また、ここからは初めて聞いた話なのですが、原始人類vs現代人で比較すると、
1日あたりの歩行距離は15km vs 2km
座っている時間は2h vs 8〜14h
みたいです!
座りっ放しはタバコを吸うくらい健康に悪いとか!
座っている状態は、股関節を曲げる筋肉(もも上げとかで使う)が収縮したまま固まっている状態で、大臀筋・中臀筋(お尻の筋肉)も伸展したまま機能していない状態みたいです!
さらに体幹筋群や回旋筋群も機能せずに緩んでいる状態になっているらしいです!
だから海外のオフィスでは、立ったままデスクワークをしたり、イスの代わりにバランスボールを置くところが増えているとか!
たしかに股関節が屈曲した状態を長時間続けているのが、良い状態な訳はなさそうですね!
そして、「筋肉を強くする事以上に、弾性・柔軟性を損なわない事の方が重要だ!」とも言っていました!
そのような訳で、股関節屈筋群を含めた全身の筋肉を緩めるエクササイズを教えてもらいました!
これで来シーズンは全員ケガ0です!
今から次の戦いに向けた身体作りを始めていきたいと思います!
そんな訳で、今日はトレーニングをした後30分走ってきました!
来シーズンに向けた身体作りが目的ですが、もう一つの目的がこれです!
バーサーロペットジャパンの3/11「歩くスキー部門」に我々が出場致します!
そこで一番最初にゴールする為にピークを持っていきます!笑
そして、台湾加油!プロジェクトも引き続きよろしくお願い致します!
頑張ろう!台湾!
皆さんも座ったままではなく、たまには立ったまま仕事や勉強してみるのもいいかもしれません!
(学生は先生に怒られないように注意!)
それでは!
したらばっ!