今週は、稲荷崎のレフトからほぼフリーでスパイクを叩き込まれ絶対絶命!と思ったら、日向くんがドンピシャでそこに"いて"ディグる場面からでした!
「トスちょっと低い、余裕ない助走・ジャンプ、ストレートにブロック」
というワードが、コマに入りきらずに次々と出てくる様子が、プレーの最中の日向くんの一瞬の思考を上手く表現してるなぁ!と思ってカッコ良かったです!
ボールデッドの時に喋るのは難しい事じゃないけど、インプレーの時に思考を言語化する、そして喋るっていうのは慣れてないと難しいと思います。
だから、プレー中に後ろからずっと指示出しまくってるリベロとか、ただうるさい人じゃなくて頭が良い人だと思います笑
そこからのラリーは、両チームともゾーンに入っていてボールが落ちません!
しかし、相手がディグをコート外まで弾き、決まったか!?と思うのですが、リベロの足技を含めたナイスリカバリーで、烏野コートにボールが返ってきます。
その返球が運悪くネットに引っかかり、ポトっと烏野コートにボールが落ちてしまいました。
最終セット、勝負所での壮絶なラリーで、もらった!と一瞬思った後のまさかの失点で嫌な雰囲気が漂います。
でも、日向くんだけは「見たかよ!?さっきの俺のレシーブ!」「次取るやつ見てろ!」と、あっけらかんとしていて、それにつられてチームも息を吹き返します。
その様子を見て、稲荷崎の治くんが「飯食うみたいにバレーしよる。」と比喩していました。
個人的に「バレー=飯」っていうのは、本当にピンと来る上手い例えだなぁと思いました!
僕が大学時代に、都澤先生も秋山先生も言っていた事で、「雰囲気は周囲に伝染する。その日のプレーが不調でも、居るだけでチームを勝たせる奴もいる。」といったものがありました。
だから、僕が大学生の時は、リリーフサーバーで出場するだけでも、雰囲気を変えてくれる人達がいました。
今週金曜の天皇杯では、そんな選手をたくさん擁する筑波大学と対戦します!
僕たちも彼ら以上の気迫を出して絶対に勝ちます!!
腹減った!
したらば!