今回は204ページ中の10ページの上から途中までです。これで第二章は終わりです。
――ここから――
人は、無知で悟りが無ければ、堕落した生活をするようになる。全天宙は、人を助けようと動いているのであり、人は、万物によって、天の理想を実現しなければならないが、たとえ、その理想が、普遍的で最高のものであったとしても、人が堕落した生活をしていれば、その理想を実現することができないのである。それゆえ、堕落した生活をするということは、非常に恐ろしいことである。
この堕落によって、人間は、天の理想的な対象となることができず、万物は、本来の価値を表すことができなくなってしまった。人間の堕落は、万物の堕落であり、天の堕落でもある。つまり、人間は、堕落を招いた中心存在となったのである。
このように、人間の堕落が、全天宙の嘆息の原因となった。それゆえ、聖書(ローマ8:19-27)にも、万物の嘆息、聖徒の嘆息、天の嘆息が、人間の堕落によって始まったと記されているのである。もし、人間が堕落しなかったならば、天宙は全てが理想のかたちとなり、人間は肉身を持っているときから、幸福な生活を始めることができたのである。しかし、堕落によって、人間は自由を失い、拘束された生活をするようになった。それが、今の我々の生活である。
――ここまで――
2018.05.05
ここでいう「拘束された生活」とは、ある閉じた領域の価値観や決まりの中で生活していることだと思います。この領域は人によって異なると思いますが、これによって、偏向した考えを持つようになり、人同士が葛藤し始めるのではないでしょうか。
2018.12.16 追記
最初の翻訳を再検討して、分かりやすい表現に変更しました。
本文の「堕落した生活」とは、一般的な意味とは異なり、神様とは無関係な生活という意味です。
2019.02.14 更新:原理原本の直筆版と比較して修正しました。
2020.8.31 更新:さらに修正しました。