今回は204ページ中の7ページの始めから8ページの上までです。
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神様は、無形の存在として、天の世界を主管すると同時に、有形の生物に対しては生命の根本でもあるため、有形実体世界までも主管しなければならない。神様が、ご自身に似せて人を創造され、人に似せて万物を創造されたのは、つまり、無形の神様のみ意によって人が動き、人が万物を主管するようにされたのである。この有形実体世界の中心は人であるため、人だけを主管すれば、神様は有形実体世界を主管することができる。このように、神様は、ご自身の代わりに人を立て、有形実体世界の主管者とされたのである。
人は、その格や姿が、神様と同様であるため、有形実体世界の主管者として立つことができる。そのため、人は、万物の主人格として、万物が持っている要素の完成格と言うに充分な要素をもって創造された。
また、人は、物質的な肉身のほかに、万物には無い生心を持っている。この生心によって良心が作用し、永遠に善に向おうとするのである。そして、この生心の成長に伴って、霊体が完成し、それが土台となって、生命体と生霊体が完成すれば、直接、神様の指示に従うようになっている。ここでは、霊体、生命体、生霊体を合わせて、霊人体と呼ぶことにする。
人の肉身は、肉心と肉体から成っており、肉体は、肉心の目的を果たそうとする。この性質は、動物的な本能である。この本能は、肉身の行動によって、生存の知覚、保護の知覚、繁殖の知覚などに区分される。この本能が、肉身を維持しているのである。
人の霊人と肉身の構成
このように、人は、神様のような永遠なる生命の要素、即ち、霊人を持ち、さらに、能力を発揮することのできる知性を持っているが、それとは対照的に、物質的な面では、万物の要素も持ち合わせているため、神様と万物の中間媒体としての役割を果たせるようになっている。それゆえ、人は万物の中心となり得るのである。
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2018.12.13 追記
最初の翻訳では、意味が分かりにくかったため、再検討して、分かりやすい表現に変更しました。
一般的に、生命体とは生物を意味し、生霊体(せいれいたい)は生霊(いきりょう)を連想させますが、ここでは意味が違いますので注意が必要です。
2019.2.13 更新:原理原本の直筆版と比較して修正しました。
2020.8.29 更新:さらに修正しました。
2020.9.27 更新:さらに分かりやすく変更しました。
2020.12.11 更新:霊人体を定義し、図を追加しました。
