今回は204ページ中の4ページの始めから5ページの上までです。
この1ページを翻訳するのに2日間を要しました。意味不明の言葉が、幾つも現れたからです。

――ここから――

このように、唯一の神様から複数の存在に展開されたため、これらの存在は、全ての性質を持つ神様に帰因するのである。こうして、被造物を増殖させることが、神様の理想であったが、最も望まれたことは、人を中心として、宇宙を創造することであった。これを知るときに、我々人間と神様との関係が、非常に重要であることが分かるようになり、我々人間の問題に対する根本的な解決策を打ち出すことができるのである。

神様は、人を基本として、万物を創造された。そして、人は、万物がその目的を果たせるようにしなければならない。つまり、万物が人間の役に立つことができるように、また、神様の目的を果たせるように、人は万物を主管しなければならない。

個性真理体(神様の形態と性質を表す存在)である人間が求めている真理というのは、以上で述べたような創造原理となっている。この真理に至るまで、つまり、神様の理想に至るまでの根本的な摂理路程を探し出すことによって、大数である被造物が、それらを総括した唯一の神様に帰結するという事実を知ることができる。つまり、展開されれば無数になり、天宙が一つになれば、同性体として一つになる。この加減が、創造原理の妙味である。

神様が創造された天宙には、極小から極大までの被造物が存在する。そこには、秩序の整然とした相対性という創造的原則があり、それぞれの存在は、対象原理(対象的存在のみ中心と完全な授受ができるという基本法則)に従って配列されている。このような神様の原理原則が、全ての存在に一貫しているのである。

この事実を追究していけば、そこには深大な妙理がある。しかし、それは、どの方向から見ても無限であるため、その全てを計り知ることはできない。このように、天宙全体は、人知を超えた妙理によって展開されたのである。ここで、私自身が単位となり、その妙理のごとく展開すれば、無限の新しい真理が出現するであろう。しかし、その新しい真理というのは、ずっと以前から求められてきたものである。

その真理の真相については、実証されることが重要である。つまり、科学的な内容、言い換えれば、公式のような内容であることが必要である。また、その真理は、過去から未来にかけて、常に一貫しているということが、十分に納得できるものでなければならない。さらには、現実的な生活の中でも、発展していくことの面白味を感じさせ、生きる刺激と理想を与えることのできるものでなければならない。重要なことは、このような真理によって、永遠となり得る理想の自分を知ることができるということである。

この科学的な真理、即ち、原理を通して見えてくる創造主の摂理は、人間が中心となっている。この摂理の内容は、天宙創造の意義など、様々な根本問題を提起するものであり、また、それらの問題に対する重要な解決策となるものである。そして、それらが解決すれば、人々が求めてきた宗教、哲学、天宙の真理が明らかになる。この真理が、理想の基盤、また、生存するための基盤となり、我々の全ての問題を、解決へと導いてくれるのである。それゆえ、この真理は、誰も避けることができないのである。

――ここまで――

2018.04.26

原理原本には、意味不明の言葉がよく出てくるのですが、それが造語なのか、他ではいくら探しても出てこないのです。
また、原文の文章は非常に長く、読んでいると、出発点がどこで、着地点がどこなのか、分からなくなってしまいます。
それで、翻訳の際には、句読点を追加して、文章を適度に区切っています。

2018.12.08 追記

最初の翻訳では、意味が分かりにくかったため、再検討して、分かりやすい表現に変更しました。

四番目の段落にある「相対性という創造的原則」とは何かということですが、極小の例としては、原子核と電子の相対関係によって、原子が構成され、極大の例としては、太陽と惑星の相対関係によって、太陽系が構成されるということではないかと思います。

同じく「対象原理に従って配列されている」というのは、例えば、電子や惑星などの配置が、一定の法則に基づいているということだと思います。

2019.2.13 更新:原理原本の直筆版と比較して修正しました。

2020.8.25-26 更新:さらに修正しました。

 

2020.9.26 更新:さらに分かりやすく変更しました。