1.概要
1)近年は高齢化が進み、2040年頃に65歳以上(第1号被保険者)の高齢者数は最大となります。介護保険の介護サービス需要が、これまで以上に増加します。介護保険への理解の重要性が増しています。
2)介護保険の理解は、①介護保険への申請から認定、②ケアプランの作成・サービス種類の理解等、が必要となります。
3)このブログでは、前半で申請から認定まで、後半ではケアプラン作成・サービスの種類等を報告します。特に、これらの情報は介護保険の全体像を理解するために重要です。
2.まとめ
調査員の訪問
1)訪問調査員が、全国共通の認定調査票を持参して、聞き取りなどで調査を行います。
2)認定調査票の構成は、以下の通りです。
①概況調査 記入項目は4項目:「調査実施者(記入者)」、「調査対象者」、「現在受けている
サービスの状況」、「置かれている環境等」
②基本調査 記入項目は6項目:「身体機能・起居動作」、「生活機能」、「認知機能」、
「精神・行動障害」、「社会生活への適応」、「過去14日間に受けた医療行為」の
6分類・74項目あります。また「日常生活自由度」の評価があり、選択肢から選ぶ
形式です。
③特記事項 「身体機能・起居動作」、「生活機能」、「認知機能」、「精神・行動障害」、
「社会生活への適応」、「過去14日間に受けた医療行為」、「日常生活自由度」
での特記事項を記入する。
3)これら認定調査票は、添付資料を参照ください。
4)この認定調査まとめは、「要介護認定調査員テキスト2009 改訂版 令和3年4月 厚生労働省」を利用しました。 このテキストは、ネットで無償で入手できます。
詳しく
を参照ください。