こんにちは、最近ステラリス(銀河陣取り・戦争・スペースヤクザ外交ゲーム・政治派閥や国是はバフの形で可視化、惑星開発に人口増加に失業に暴動もあるよ)に慣れてきたtasanです。あれ、本当に書いてない情報、画面の見方(UI)がひどいですね。面白いは面白いんだけども。
←一言余談のつもりでしたが、宇宙ゲームってお金の単位がオリジナルのことが多いですよね。ステラリスではエネルギーが通貨です=作った電力=お金=各国で作っているもの。税金の税収システムはありません。作ったら使ってもらうだけです。あと不足しているリソースに買い物で変換。
今回はトランプ氏の相互関税についての話です。
トランプ氏がツイッターXにて相互関税にて言及しました。これを簡単に翻訳すると以下の通りです。
On Trade, I have decided, for purposes of Fairness, that I will charge a RECIPROCAL Tariff meaning, whatever Countries charge the United States of America, we will charge them - No more, no less!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) February 17, 2025
For purposes of this United States Policy, we will consider Countries that use the…
チャットGPTくんに突っ込み、わかりやすくしてね、といろいろ指示しますと、
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アメリカの貿易政策に関して、以下のようにまとめました:
・相互関税制度:アメリカが他国から課せられる関税と同じ額を、同じように他国に課す。「自分の国だけ関税高くしてるのは許さないよ」
・VAT(付加価値税)を関税とみなす:VATが関税よりも厳しく不公平だと考え、これを関税と同じ扱いとする。「消費税は関税とみなすよ」
・不正貿易対策:他国を経由してアメリカに不利益をもたらすような貿易は認めない。「他の国を迂回して関税ごまかすことも許さないよ」
・補助金や非金銭的な貿易障壁に対応:他国が補助金や規制でアメリカに不利な状況を作る場合、それに対処する。「補助金や他のメリットで輸出補助も関税すり抜けとみなすよ」
・アメリカ国内製造品には関税なし:アメリカで製造された商品には関税を課さない。「国内に関しては自由貿易です」
・公平な貿易の実現:アメリカは長年、不公平な貿易を強いられてきたが、これを正し、アメリカの労働者にとって公平な取引を確保する。「アメリカの平均的な関税の税率は相手より低いことが多かった」
このシステムにより、アメリカは他国と対等な立場で貿易を行い、繁栄を取り戻すことが目的です。
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基本的には素晴らしいと言えると思います。なぜなら、関税自主権をそれぞれの国に取り戻すことと同義だからです。TPPみたいな自由貿易はそっちのけ。
自国を防衛したかったらどうぞ、ってことですね。お互い様ですが。ただ、保護貿易みたいに、自国産業を強大化したあとに、お互い関税なしね!とやられたら、大変ですが、そのときはアメリカだって関税を上げるでしょう。
つまるところ、安い関税のアメリカに、一方的に売り込むのは禁止ね、関税自主権!というわけで、
逆に言えば、みんな外需で外国のお金に期待するのではなく、内需主体で行きましょうね、地産地消でいきましょうね、とも言えると思います。いいことではないでしょうか。
そして、消費税や補助金という、関税まがいのブーストも加味すると言う点も素晴らしいです。世界の消費税を無くそうとも言える取り組みですね。
とはいえ、アメリカ一国との取引における話なので、理想的な話にはならないでしょう。当たり前ですが、中国やロシアや欧州が最大の貿易相手国という国もあるでしょう。
それでも、歴史的な価値ある取り組みとなるかもしれません。
>> では、アメリカと取引している国ってどこなの?金額は?
というわけで、AIくんに再登場、いろいろ算出してもらいました。決まりきった数字を扱うのは得意ですね。
中国を例にとって説明します。まず貿易割合ですが、
輸出+輸入=貿易額 ←相殺せずに合計額を出してあるそう
これ、米中2国の話だったら、2国では共通額ですね。輸出の反対は輸入だから。
それが、アメリカの貿易全体から見れば、中国は17.5%。中国から見ればアメリカとの貿易額は6.3%ですね。
というわけで、他の国ともっと貿易していることもあるので、貿易全体額は異なります。それに、アメリカからしてみれば、貿易額が少しでも、小国にとっては大きいケースもあるわけです。
アメリカのすぐ上にあるカナダは、アメリカからすれば貿易全体の3.5%に過ぎませんが、カナダからすれば77%あります。ほとんどアメリカの貿易に依存した状態です。
次に関税の税率の平均です。品目によって、関税の税率は異なるので、トータルで見たらどうなるか考えます。
まず、全体の貿易額を出します。次に関税の税収の合計額を出します。それを割ります。以上です。
すると、中国は全体平均すると6.3%の関税をかけていて、アメリカは2.5%の関税をかけている計算になります。
そして、相互貿易ということで、アメリカは、相手の関税率に合わせることになります。
すると、アメリカの関税は6.3%に上昇します。中国は、売り込みがしづらくなるわけです。これが今回のトランプの話となります。
それを☆で評価したので、中国が最も影響を受けるということがわかるでしょう。
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一応、理屈とAIくんの持ってきた数字の上なので、細かいことはどこまで合ってるかわかりませんので、天気予報くらいの参考の話、理屈の話だと思ってください。
正確に判別したいなら、2国間で、「相互貿易にしたら、どっちが困る?」と質問した方が精度高いと思います。一覧でまとめて質問すると、結構数字変わります笑
単純に一種類のデータを算出して!とかならまだマシですが、複合すると結構、数字が変わります。というわけで、まず理屈の話の確認でした。
実際には分野ごとに関税の税率も違いますので、両国で話が逆になって聞こえてくることもあるでしょうね。ただ、個別の品目の関税の税率で見るのが、一番正確で具体的でわかりやすい話ですね。
また、輸出と輸入を相殺しないのも、AIくんが最初に持ってきた形式なので、これも相殺形式にすれば、また少し見え方が変わってくるでしょう。
輸出×相手国の関税率、輸入×自国の関税率、ですからね。輸出と輸入で違いがあるわけです。それが今後は同じになる?
その辺も分析もできるでしょうが、待っていれば4月からわかることですね。
>> 日本はどうなる?
まず2国間のFTAはどうなるの?って気はします。それと、消費税や補助金で輸出ブーストしているのも認めないと言ってきたので、茶番政党の皆さんはどうするかですね。
石破総理は「消費税を廃止するのはギャンブルだ」と言い放ったばかりです。トランプから真っ向から否定されましたね。どうすんのこれ?
外圧服従か、それでも逆らうのか、別な増税を持ってこようとするのか、されるがままで何もしないのか。
何にせよ、茶番政党に期待しても無駄でしょう。国の借金ガーの呪縛から、半世紀経っても、変わらないのですから。引退間近の、高度経済成長、所得倍増計画の時代を生きた議員もそうですね。死ぬまで変わらないわけです。いつまでも「税金だけが財源!」なわけです。
>> まとめ 消費税の輸出ブースト効果について
国家予算=税金+国債
いつもの通りの説明ですが、国債も財源ですね。それで税率は社保入れて国民負担率としてみても、どの国でも30-60%程度です。つまり税率は一定率と見なせます。
その上で国家予算は増え続けてきたことしかないわけですから、国債が増え続けて、社会のお金の総量が増えるために、税率は一定でも、税収も増え続けるわけですね。
これを義務教育で話してくれれば手っ取り早いわけですが。
そして、消費税とは、所得税や法人税の最高税率を減らして、高所得者が払わなくなって、全員に押し付けたものですね。
今回、トランプが消費税を許さないとしたのは、消費税があることで、法人税が減税されており、輸出企業へのブーストになっているからです。
あと、国内企業には、法人税が減税されているとはいえ、消費税10%だと9割しか買えない=売上10%減少&発生した売上に対しても粗利課税が発生して、利益課税の法人税と二重課税にもなっています。
で、粗利課税で、利益が確定していないわけですから、赤字のケースもあるわけですが、それでも粗利ではプラスだから、赤字でも払え、というケースも発生するわけです。
再分配とはそもそも、所得の調整ですから、所得が多い所がたくさん払ってね、所得格差を縮めようね、
それなのに、所得のなかった企業が払え、ですから、もう再分配の理屈すら破綻しているわけです。
で、国内企業には売上10%以上のマイナス効果をもたらして、デフレの不景気状態にしておくから、輸出企業は国内から安く商品を仕入れて、外国に売り込みをかけられる効果もあるわけですね。
>> 消費税の輸出還付金があるから、は反論される
なお、よく「消費税の輸出還付金があるから、輸出企業は得してる!」論がありますが、これは正確ではないし、別に得してないよ、と反論されて水をかけられるので、使わない方が無難かと思います。
あくまで、消費税があるために、法人減税されているのが、お得効果です。
確かに、輸出還付金を前提として、消費税を無効化しているのは確かなんですけどね。
繰り返しですが、逆に言ってるだけですが、法人税の最高税率を下げて、大企業が払わなくなって、消費税として全員に押し付けているわけですね。特に輸出をやっている企業。
言われてみれば簡単な理屈でしょう?これが戦後からずっと続いているのだから、本当に国民は馬鹿にされていると言ってもいいでしょう。
消費税、所得税、法人税、これが日本の3大税金ですからね。全部狂っているわけです。特別会計で社保を加えても、所得基準課税なので、劣化所得税みたいなもので、話は同じですね。
と話は脱線してしまいましたが、関税自主権に加えて、消費税の廃止、素晴らしいと思いました。
で、石破総理は消費税廃止はギャンブルとか、論理の欠片もないことを言って、はい、今日の国会の議論をかわすことができた、よしよし、とか思っていることでしょう。
早い所、茶番政治家を国会から追い出す必要があると思います。