すらっと出てきた言葉があったので、
今回はそれをグラフ化してみました。
それでコメントにて自分で書いた内容が、
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これら全て高い相関で連動していて
国債発行(お金借りるほど)
>政府支出(予算に使うんだから)
>GDP(民間にもお金がまわり)
>税収(税収が増える)
という流れがありますね。
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でした。なかなかわかりやすい表現じゃないかなと(自画自賛
見える化、グラフ化していきたいと思います。
まず高い相関ですが

直線近似での相関係数ですが、
どれもこれもお互いに高い相関係数です。
一般会計税収は61%ですが、
これ直線なので、別の近似を使えば、
伸ばそうと思えばそのくらい伸ばせます。
それに図を見ればわかるとおり、
1と2の相関は71%、
2と3の相関は83%、
3と4の相関は69%です。
69%ってもう強い相関一歩手前ですね。
なお、税収のav3は3年移動平均のことです。
単年度だと上下にぶれまくってて安定してなかったので。
どうせなら全部3年平均で滑らかにしたら、
もっと相関係数は上がったかもしれないです。
さて、では実際にどんな風に連動しているか推移を見ます。
だいたい束揃ってますね。
近年はすごくどれもこれも減っていることがわかります。
順繰りからいって、大元の国債残高の前年比が
いかに少ないかがわかります。
グラフなら青い線が他をけん引しているとみればいいでしょうか。
よく国の借金1000兆円といいますが、
なんでマクロ経済を前年比でなくて実額で見るんですかね?
経済は前年比が当たり前です。
そう評論する人がいたらそれじゃただの素人です。
では、国債残高をヨコ軸にとり、他の3つとの関係を見てみると、
3つとも連動しているだけあって、ほぼ似たような配置です。
赤い線を引いておきましたが、
国債残高の前年比が20%を超えていると、
右の青マルの結果になるわけです。
つまり予算(政府支出)が増え
その結果GDPが増え、
その結果税収が増えていると。
逆に20%以下だと、左の青マルの範囲なわけですね。
もう一度現状を確認しましょう。
1980年くらいに急落してから、国債残高は、
前年比20%以上で増えたことがありません。
増税されようが、資産バブルが弾けようが、
震災があろうが、リーマンショックがあろうが、です。
これ、異常ではないですか?
なぜ天災、人災が畳みかけても、
そこまでお金を借りることを渋るんでしょう?
しかし昔は、高度経済成長期(1975年あたりまで)は、
余裕で毎年20%オーバーで借り続けていました。
グラフをみてのとおりです。
いまの私達のインフラの多くもそのくらいに作られ、
多くの恩恵に預っているはずです。
コンクリの耐久年数って60年くらいですよね。
1965年作成のものは2025年で使用不可能で、
その前に建て替えも必要なのでは・・?
いま2016年で、あと10年切っています。
しかしそれ以前の作成のインフラが、耐用期限を越えて、
いま全国各地で橋が落ちたりトンネルが崩れたり、
使用不能になっているのかと思います。
これらに対応するならら国債発行が必要不可欠だと思うので、
ここに注目していれば政権の動向や意志がわかるものと思います。
やるやる言ってもお金出さないんじゃ無理ですから。
ボランティアで
図面屋さんが図面書いて、
セメント屋さんがコンクリ出して、
土建屋さんが作業してくれるわけないですから。
しかし今なら日銀が国債を買い取ってくれるから、
国債金利は上がりようがありません。
利払いもほぼゼロ金利、マイナス金利で心配無用ですね。
税収上がりますから財政も潤います。
お金を借りるのにほぼ何のリスクもないわけです。
このほかに物価も連動しますので、
実質的な借金はさらに減ります。
だから国債をもっと発行すればいいと思います。
現在1000兆円とするなら、
来年は20%UPで、1200兆円にしてはどうでしょう?
あ、200兆円ってちょうど国土強靭化の金額ですね。
毎年赤字国債で40兆円ほどは借りてますから予算+160兆円です。
そうするとGDP500兆円+160兆円=660兆円で、
安倍政権の目標600兆円は1年で達成です。
多分660兆円じゃ済まないですが、、700兆円くらい余裕で行くかも。
すさまじいですね。。
現在から急に高度経済成長期が始まったらこんな感じです。
これを5年くらい続けてさっさと国の借金とやら2000兆円くらい
突破しましょう。
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